京セラは、LTCC の材料技術、多層技術、アンテナ設計技術を活かし、RFIDアンテナをセラミックパッケージに内蔵し、ICを実装したRFIDタグを提供しています。
LTCC:Low Temperature Co-fired Ceramics
RFID:Radio Frequency identification
製品ラインナップ
特長
- 小型
- 高信頼性
- 金属上への搭載が可能
(UHF帯用タグのみ)
RFIDとは
RFIDとは、無線の周波数を用いた自動認識技術です。交通系ICカードや社員証などの非接触カードや、店舗に設置されている無人レジなどにRFID技術が活用されています。
さまざまな情報を無線通信によって読み書きできるため、IoT化が進む現代において欠かせない技術となっています。
RFIDタグを対象に取り付け、リーダライタで情報を読み書きし、その情報をシステムで管理します。
京セラでは、RFIDタグを製造しています。
RFIDタグの種類
京セラでは、周波数帯の異なるHF帯とUHF帯の2種類のRFIDタグを取り扱っています。
京セラのRFIDタグ
京セラは、RFIDタグの素材にセラミックスを用いることで、他の素材では対応が難しい環境で使用できるRFIDタグを開発しました。
一般的なRFIDタグは素材に紙や樹脂を使用していますが、京セラのRFIDタグはセラミックスを使用しており、耐熱性・耐水性・耐薬品性に優れています。
また、多層セラミック基板にアンテナを内蔵することで小型化を実現しました。