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ネットワーキングとは?
意味や3大メリット、効果的な活用法を解説!

近年、ビジネスの場で「ネットワーキング」という言葉がよく使われています。参加しようとしたイベント・カンファレンスのプログラムに「ネットワーキング」とあり、どういう意味かと調べてみた方も少なくないのではないでしょうか?

今回はネットワーキングの意味、メリット、活用法といった基本事項を解説します。これからネットワーキングに参加予定の方や、ネットワーキングを主催したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

目次

    ネットワーキングの意味は「異業種交流会」

    ネットワーキングは一言でいうと「異業種交流会」です。

    さまざまな人と気軽に交流できる場という意味合いが強く、セミナー・勉強会などとセットで最後に1~2時間程度設けられるのが一般的。異業種とはいってもイベントのテーマに即して目的を同じくしている人々が集まっているため、会話が弾みやすいのがポイントです。
    ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)という言葉にも「ネットワーキング」が入っていますが、こちらは会員制のオンラインサービスのこと。意味が異なるため混合しないよう注意しましょう。

    ネットワーキングの3大メリット

    次に、ネットワーキングのメリットを3つにまとめてご紹介します。
    ネットワーキングが実際のところ役に立つのかという疑問を抱いている方は必見です。主催側・参加側両方の視点からまとめていますのでどちらの立場の方も参考にしてみてください。

    アイデアの創出

    ネットワーキングは新しいアイデアの創出に効果的です。
    他社・他業種・他業界など普段交流することのない人との交流は、新たなものの見方を取り入れるきっかけとなります。その結果、社内会議だけでは思いもよらなかった発想につながるのです。これは主催側・参加側両方に共通するメリットでしょう。
    ネットワーキングは気軽な交流の場であるため、ビジネスの現場以上に自由な発想が生まれやすいといえます。

    人脈の拡大

    ネットワーキングで得られる人脈も大きなメリットのひとつです。
    普段の仕事ではなかなか出会えないような専門家や企業の上級管理職もネットワーキングに参加していることがあります。また、それまでまったく知らなかったジャンルの人々とのつながりが生まれ、自分の世界が広がるのもネットワーキングの魅力です。

    広がった人脈は自身はもちろん、所属する会社の貴重な財産となるでしょう。主催者の場合、ネットワーキングに招待することでつながりを得たい人物との交流の場をデザインできる可能性もあります。

    採用に繋がる

    ネットワーキングは採用の場としても機能します。
    採用という名目では出会えなかった優秀な転職潜在層に接触できる貴重な場のひとつがネットワーキングなのです。また、学生も参加するネットワーキングであれば、新卒採用にも役立ちます。参加者を選べる主催者側はその点有利だといえるでしょう。
    肩ひじ張らず企業の話を聞けるため、求職者・学生の側にとってもネットワーキングは魅力的な空間となっています。

    ネットワーキングの活用法

    最後に、ネットワーキングの活用法を知っておきましょう。
    メリットの大きなネットワーキングですが、十分な効果を得るためには基本的な進め方やありがちな課題への対処法を押さえておかなければなりません。こちらも主催側・参加側両方の視点で解説します。

    イベントのリサーチ・周知を徹底

    ネットワーキング参加者はイベント当日までに内容や主催者についてしっかりとリサーチしておきましょう。イベントによっては実は営業目的のセミナーだったという場合もあります。イベントの意図や主催者・登壇者・参加者の人となりを調べておけば、ネットワーキング参加時にもプラスに作用します。

    主催側は反対に、イベント内容が誤解されないよう意図や開催目的の周知を徹底しましょう。十分に情報を発信することで集客や当日の流れがスムーズになります。

    目的を持って参加する

    ネットワーキングは気軽なイベントですが、ただ漫然と参加しただけではプラスになりません。「〇〇な人と名刺を交換する」「〇〇業界の人の意見を聞く」「○○に興味のある仲間を探す」など明確な目的を持って参加しましょう。ただし、目的にこだわり過ぎて失礼な態度を取ったり会話をおろそかにしてしまったりするのは厳禁です。ネットワーキングという場を尊重しつつ、目的の達成を目指してください。

    主催者は参加者がうまくネットワーキングのなかで各々の目的を達成できるよう、イベントの雰囲気や仕組みを整えるとともに、場を壊さないためのルールを定めておきましょう。

    長期的な視点で考える

    ネットワーキング参加・主催者ともに長期的な視点を持つことが重要です。主催者の場合、ネットワーキングを主催しても思ったように人が集まらない、場が盛り上がらないということは十分考えられます。参加側も、求めていた人と出会えないなどせっかく定めた目的が達成できず、時間の無駄だったと感じてしまうこともあるでしょう。

    しかし、イベントの成果は時期や参加者の都合などさまざまな要素に左右されます。もしかしたら、たまたまそのイベントの参加者や内容があわなかったのかもしれません。一度でネットワーキングの開催や参加をやめてしまっては今後の貴重な機会の損失となります。

    現在では多くの企業がさまざまな方の参加できる機会を設けるべく、多種多様なイベントを主催しています。また従来型の仕事が終わってからのネットワーキングイベントだけでなく、最近では朝・出勤前に行うモーニングピッチや昼休みを使ったランチミーティングなど、仕事の隙間時間を使ったネットワーキングも企画されています。自分の使える時間や目的に適したものはないかぜひ探してみてください。

    ネットワーキングに興味を持った方はまず情報収集から!

    ネットワーキングの意味、メリット、効果的な活用法についてご紹介しました。アイデアの創出・人脈の拡大・採用など個人・企業にさまざまなメリットをもたらしてくれるネットワーキング、参加することできっと何かが得られるはずです。

    まずはどこでどのようなイベントが行われているか、情報収集から始めましょう。現在ベンチャーの聖地として盛り上がっている渋谷には数多くのコワーキングスペースに併設して多くのネットワーキングスペースがあります。そして横浜にも関内やみなとみらいに同様のコワーキングスペース、そして各企業のフューチャーセンターがあり、様々なイベントが企画されています。

    前述の通り、京セラでもみなとみらいリサーチセンターにおいて、定期的にネットワーキングを含むイベントを開催しています。ぜひご自身に合ったイベントを見つけて、参加してみてください。

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