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INTERVIEW #43

写真 : 社員紹介ビジュアル
写真 : 社員紹介ビジュアル

産業用レンズ開発を追求する日々
真の「ものづくりの楽しさ」を実感

製造技術

2020年入社
機械科学・航空宇宙学科 卒

学生時代は人力飛行機を製作するサークルに所属。毎日夜遅くまで仲間とモノづくりに取り組んだ。大学院の先輩からの紹介で京セラを知り、独自の経営手法「アメーバ経営」に惹かれる。独立採算制により、製造現場での取り組みや自分が関わる研究成果がダイレクトにわかることがやりがいにつながるのではないかと感じ、入社を決めた。

#光学部品 #産業用レンズ #量産プロセス設計

私の仕事紹介

入社後、光学部品事業部に配属され、生産技術部で社内向けレンズの検査機製作を担当。3年目に同事業部の製造技術部に異動し、現在に至っています。製造技術部では、自動車や医療機器、半導体製造装置などに使用される産業用レンズに極めて薄い物質を付け、見たい像を見えるようにするための、薄膜の量産移行を行っています。製造設備をどれほど整備しても、設計数値と作り上げた製品の数値にはズレが生じてしまいます。これをできる限り設計数値に近づけるために、製造現場と協力しながら「どうすれば要求通りの製品を作れるのか」というプロセスを設計します。いろいろなアイデアを出し合いながら高品質な製品作りを追求していくところが楽しく、真の意味で「ものづくりをしている」実感が得られる業務です。

写真 : 社員紹介写真01

仕事のやりがい

自分が作ったものが実際のラインに流れた時に非常にやりがいを感じます。ほかの職種と比べて製品に直接関わる機会が多いため、完成品を見ると「あの部分に苦労したな、頑張ったな」ということが明確にわかるのが嬉しい点です。また、新工場を建設するに当たって一部エリアのレイアウト設計を担当したことはとても感慨深い思い出です。これまで治具や装置の設計などを行ったことはありましたが、空間の設計は初めてで、当初はわからないことだらけでした。しかし、協力し合った設計会社の方々や先輩方に丁寧なアドバイスをいただきながら、今後何年も使われていくラインの設計を完遂することができました。

京セラ社員に3つの質問!

Q.

あなたの「できるわけない。は超えられる」エピソードは?

薄膜に関するテストを何度行ってもお客様の要求に沿わず、途方に暮れていたことがありました。1人で悩んでいたのですが、その時私の様子を隣で見ていた先輩が過去のデータと経験から私にはなかった発想を与えてくれて、すんなり解決したことがあります。“できない”という固定観念にとらわれてはいけないという、よい教訓になりました。

Q.

あなたの部署はどんな雰囲気ですか?

私が所属する部署はとても活気があります。アグレッシブな方が多く、いつもエネルギーをもらっています。また、以前の部署の先輩や上司も定期的に連絡をくれるので、気にかけてもらえていることを実感できて居心地のよい職場です。

Q.

ワークライフバランスはとれていますか?

休みたい時に休むことができています。休日は大学時代の友人と遊んだり、趣味のロードバイクに乗ったりしてリフレッシュしています。昨年は有給休暇を取って6日間の自転車旅行に行きました。

写真 : 社員紹介写真02

MESSAGE

京セラに興味を持っていただけたなら、とにかくたくさんの事業部を見てください。京セラは扱っている製品や製造プロセスが多種多様なため、製造技術職一つをとっても、事業部が異なると仕事内容もガラリと変わります。多くの事業部を見ていく中で、自分の興味のある分野が明確になると思います。研究等で忙しいとは思いますが、今後の長い人生に関わることですのでじっくり考えて決めてほしいと思っています。就職活動、頑張ってください!