光学リッド

光学リッド用に複数の基材を取り扱っています。
ご要望に応じ、適切な基材を選定し、光学特性のカスタマイズを行うことができます。

基材毎の主な特長

基材毎の主な特長と熱膨張係数、透過特性を以下にまとめています。

ガラス		特長	熱膨張係数 (ppm/K)　※参考値	透過特性
ホウケイ酸ガラス	材料1	安価 多数の実績 アルミナパッケージに対応可能	7.2	可視光帯～近赤外光帯
	材料2	低α線ガラス アルミナパッケージに対応可能	6.7
	材料3	ガラス業界で多数の実績	8.6 / 8.3
	材料4	窒化アルミニウムパッケージに対応可能	3.2
	材料5	耐放射線ガラス	8.2
無アルカリガラス		窒化アルミニウムパッケージに対応可能	3.17
石英ガラス		UV-A/B/C 波長域での高透過率	0.5	紫外光帯～可視光帯～近赤外光帯
サファイア		高い剛性 UV-A/B 波長域での高透過率	6.7 (C軸平行)/5.0 (C軸垂直) ※メーカーによって異なります
人工水晶		光学ローパスフィルター(モアレ防止) 有機パッケージに対応可能	※結晶方位によって異なります
シリコン		赤外波長帯の光を透過 金属と接合し、気密封止対応のリッドを提供可能	4.2	赤外光帯
ゲルマニウム		赤外波長帯の光を透過 金属と接合し、気密封止対応のリッドを提供可能	5.5

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※熱膨張係数は、基材によってメーカーが異なり、温度条件が異なるため参考値として記載しています。

代表的な基材の透過率データ（参考値）

基材毎の素ガラス状態での透過率データの代表例を示します。

光学膜を蒸着することで光学特性のカスタマイズが可能です。
お気軽にお問い合わせください。