あーやのイベントレポート:神奈川でよってたかってインキュベーション!
みなさんこんにちは、OiA 編集部 ディズニー大好き あーや です。
もう夏になって暑くてじめじめの季節ですね。あーやも苦手な季節ですけど、夢の国だったらどんなにボサボサになっても楽しめる自信があります!
今日はとても盛況だったイベントについてレポートしたいと思います。
私の住む神奈川県では官民含めて、様々な起業家のみなさんを支援する施設やコワーキングスペースが設立されており、起業に関する機運がこれまで以上にもりもり盛り上がっています。この機を捉え、施設間や支援者さん同士、支援者さんと起業家さんの間を取り持つコラボレーションなどを、より一層活発にしたいという目的で、2024年6月20日、「コラボ神奈川」と題したイベントが京セラみなとみらいリサーチセンターにて開催されました。
今回のイベントは、神奈川県内の支援担当などを対象にした、みんなの役に立つ勉強会を中心とし、エレベーターピッチと交流会も行われました。
目次
基調講演「支援者に学んでほしい起業家との接し方と心構え」
冒頭の基調講演では、スタートアップ支援の第一人者である尾崎氏が登壇され、豊富なご経験をもとに、支援者としての心構えや、信頼関係の重要性、支援者としての姿勢についてご講演いただきました。私自身もとても勉強になりましたので、概要をご紹介します。
講師:尾崎典明氏ご経歴
2004年 九州工業大学大学院・工学研究科物質工学専攻修了。コンサルティング会社にて企業の新事業・新商品開発支援に携わる。
2009年 S-factory創業。企業に加え、自治体、NPO、スタートアップに対し、支援を行う傍ら、官公庁等のアドバイザー等歴任。業種業態を問わず、またその事業ステージによらず、それぞれの課題に応じた支援を実践。
現在、TXアントレプレナーパートナーズ副代表理事、NEDO技術委員、筑波大学国際産学連携本部 客員教授も兼務。
ご講演の要旨
支援者の心構え
スタートアップは多くの制約の中で挑戦しており、その中で支援者は自らの知識やネットワークを駆使して、実際のビジネスにプラスとなる価値を提供する必要がある。
「支援者は単なる聞き役ではなく、常にプラスアルファを提供する存在でなければならない」
信頼関係の重要性
支援者とスタートアップの間には、お互いに信頼がなければ、真の意味での支援は成り立ちません。
日頃のコミュニケーションを通じて信頼を築き上げることが、効果的な支援の基盤である。
支援者としての姿勢
支援者は、スタートアップの事業やビジョンに真摯に向き合い、その成長を共に喜び、共に苦しむ覚悟が必要。
また、スタートアップが直面する多くの壁や課題に対しても、柔軟に対応し、時には厳しい意見を伝えることも大切である。
ショートピッチ・交流タイム
最後に設けられたショートピッチでは、支援者・起業家を問わずに、約30人の方が仲間集めやスタートアップさんを支援するための事業概要などを短時間で積極的にアピールし、ネットワーキングに臨む姿が非常に印象的でした。
また交流タイムでは起業家さんと支援者さんが一堂に会し、互いのビジネスや支援の方法について意見を交わすことで、新たな協力関係が築かれる場となりました。特に、尾崎さんと名刺交換されたい列は途切れることがなく、たくさんの方々がごあいさつできたので新たな関係づくりに役立ったことと思います。また、参加者同士でも具体的な支援内容やビジネスアイデアに関するディスカッションがいたるところで活発に行われ、参加者のみなさんにとって有意義な時間となりました。
あとがき
今回のイベントは、スタートアップ支援者さんと起業家さんが直接対話し、互いの理解を深める貴重な機会となりました。
尾崎さんの講演を通じて、支援者さんの役割や心構えについて再確認できたこと、そして多くのビジネスアイデアに触れられたことが、参加者のみなさんにとっても大きな収穫となりました。
今後も、このような交流イベントを通じて、スタートアップさんを支援する輪を広げていきたいと考えています。
京セラ・オープンイノベーション推進部では、本イベントで得られた学びとフィードバックを活かし、今後も同様のイベントに参加・協力して、さらに価値ある共創体験をみなさまと共有できるよう努めてまいります!
『夢を追い求める勇気があれば、すべての夢は叶う:ウォルト・ディズニー』 みなさんの夢に向かって踏み出すために、わたしたちと一緒にイベント開催等をご検討いただける方は、お問い合わせいただけたらうれしいです。