OIA Open Innovation Arena
  1. Home
  2. オープンイノベーションアリーナ
  3. News
  4. マイボトルでおいしく地球にも優しく!アースデイ東京2023 リフィルソーシャルグッド賞を受賞! 

オープンイノベーションアリーナ

マイボトルでおいしく地球にも優しく!アースデイ東京2023 リフィルソーシャルグッド賞を受賞! 

 1970年にアメリカで生まれ、地球への関心をそれぞれが何らかのアクションで表現する一大イベント「アースデイ(地球の日)」。現在では、世界中に関連するイベントが広がり、東京・代々木公園では今年も4月15日~16日に、「アースデイ東京2023」が開催されました。京セラは、アースデイ東京が取り組む「アースデイリフィル大作戦」と題するリフィルプロジェクトにおいて、「リフィルソーシャルグッド賞」を受賞し、授賞式がこのイベント内で行われました。
 今回は、アースデイ東京2023の会場の様子とともに、京セラの受賞までの経緯やその取り組みについてご紹介します。

「アースデイリフィル大作戦」・「リフィルソーシャルグッド賞」とは?

 アースデイ東京が日本財団 「海と日本PROJECT」から助成を受け、株式会社フィルズによる協力のもと、2022年4月から1年間行ってきた「アースデイリフィル大作戦」。
 「アースデイリフィル大作戦」とは、海洋プラスチック問題の解決の手段として、「リフィル=詰め替える」を暮らしに浸透させ、プラスチックごみが自然と無くなる社会を目指した活動です。2022年の活動の集大成となる「アースデイリフィルアワード2022」が、アースデイ東京2023で開催され、最も印象的なリフィルアクションを実施したり、アクションの促進を行ったりなどした個人・店舗・企業が表彰されました。
 京セラとフィルズの出会いは2019年。みなとみらいアクチベーションプログラム(MAP)にフィルズが参加したことがきっかけでした。みなとみらいアクチベーションプログラム(MAP)は、みなとみらい21地区を中心に横浜の更なる活性化を目指し、みなとみらいエリアにおいてエリアマネジメント団体や横浜市、R&Dを進める複数の大企業等との連携を通じて事業創出を行うことが目的にしており、京セラはパートナー企業として参加していました。そこで、環境問題を解決するために「中身だけを買う」という仕組みづくりに取り組むフィルズのコンセプトに共感し、約4年間にわたってともに活動を続けてきました。
 今回、賞を受けることになった京セラの「CERAMUG ボトル」は、セラミック加工を施したボトルで、その特性上、金属成分が出にくく、保温機能にも優れた商品です。口をつけた瞬間から最後のひと口まで、淹れたての本格コーヒーをどこでもおいしく味わっていただくことができます。このCERAMUG ボトルが、マイボトル利用を促進するための一つの媒体としてフィルズに採用いただき、今回の受賞につながりました。

みんなで地球について考える日「アースデイ東京2023」開幕!

 アースデイとは1970年、アメリカのゲイロード・ネルソン上院議員が、4月22日を”地球の日”であると宣言したことから始まったイベント。今では、世界175カ国、約5億人が参加する世界最大の地球フェスティバルへと成長しました。日本では1990年に初開催されると、その輪は全国各地へ広がり、アースデイ東京は2001年以降、代々木公園でのフェスティバルを中心に、毎年、“地球の日”に合わせて開催されてきました。
 アースデイ東京2023のテーマは「ファミリーアース」です。人間をはじめとした地球上に生きる生命体を地球で結ばれた家族と考え、その家族が暮らす“地球の未来”について考えようと呼びかけています。

 4月15日〜16日に東京・代々木公園で開催されたアースデイ東京2023。当日はあいにくの雨となりましたが、多くの来場者で賑わいました。会場では地球環境問題に取り組むさまざまな企業・団体のブースが集まり、環境に関心の高い来場者のみなさんは、雨の中でも真剣に、そして楽しそうにブースをのぞく姿も。もちろんフィルズもブースを出展しており、サービスの紹介を行っていたほか、ラインストーンでデコレーションされたおしゃれなボトルなど、さまざまなマイボトルを紹介していました。その中には京セラのCERAMUG ボトルも。

 アースデイ東京では、毎回豪華アーティストが出演するアースデイコンサートも開催されており、そのアーティストを目当てに来場される方も多い様子。雨の中でも、メインステージでは各アーティストが素晴らしい音楽を披露し、盛り上がりを見せていました。そして、このメインステージで「アースデイリフィルアワード2022」の授賞式も行われました。

いよいよ京セラメンバーがステージに登場!アースデイリフィルアワード2022

 メインステージでついに始まったアースデイリフィルアワード2022。まず、壇上に登場したのはこのイベントの中心となっている、アースデイ東京事務局長の河野竜二氏とフィルズ代表の飯田百合子氏です。あいにくの雨の中での開催となった今回ですが、その雨を河野氏は“恵みの雨”と表現して、前向きに挨拶を行い、会場を盛り上げます。そして、今回のアースデイリフィル大作戦の趣旨や取り組み内容を、会場に集まったみなさんに向けて説明しました。説明が終わると、いよいよ授賞式。

 企業部門として京セラの名前が読み上げられ、オープンイノベーション推進部のメンバーが壇上へ。第1回となるリフィルソーシャルグッド賞の受賞が宣言され、盾と表彰状、そしてマイボトルがメンバーに授与されました。
 受賞理由として、「機能性が高く、持ち歩きやすいCERAMUG ボトルは、カフェなどで利用しても長時間、温度も味も維持されることがリフィル促進につながっていること」が評価され、「消費者にとっても、おいしいコーヒーを提供するお店にとってもメリットになっている」との声をいただきました。2017年に発売開始したCERAMUG ボトル、そして2019年から取り組んできたフィルズとのプロジェクト。この2つの取り組みが認められたことは、我々にとってとても喜ばしいことでした。壇上に上がったメンバーもどこか誇らしげな様子。メンバーの大崎も「企業として地球に優しいということもアピールしつつ活動していけたら」と語りました。

 1970年に地球の日が宣言されたように、地球環境問題への取り組みには長い歴史があります。しかし、それだけ長い間、取り組みがなされていながら、地球環境は改善しているとは言い難く、むしろ問題が進行しているとも言えます。いまや、私たち京セラはもちろん、あらゆる企業や団体、そして個人個人が環境問題と向き合い、積極的に活動しなくてはなりません。とはいえ環境問題にどう取り組んでいいのかわからない、という人も多いでしょう。
 そんな中、リフィルプロジェクトは、誰もが日常の中で取り組める身近な環境活動です。今回のアースデイをきっかけに、ぜひみなさまも京セラの「CERAMUG ボトル」を使って、おいしい環境活動を始めてみてはいかがですか?