INTERVIEW #16


高度な自動車部品の
材料・商品開発を通じ
着々と自らの成長を実感する日々
商品技術 自動車部品事業本部
2018年入社
物質理工学専攻 修了
歌うことが好きで所属したアカペラサークルでは、日々イベントに向けた練習に励む傍ら、休日はフットサルやテニスに汗を流し、充実した学生時代を送った。就職活動では研究で扱っていた熱電材料に関する知識を活かしたいと考え、京セラに注目。社会情勢に影響されにくい事業の多角化と安定した企業業績、セラミック製品が持つ高度な技術力に大いに魅力を感じ、入社を志望した。
私の仕事紹介
入社後、自動車部品事業部に配属され、製造技術担当として工程改善や設備導入、品質改善などに取り組みました。4年目に要素技術開発課という部署へ異動し、ペルチェ製品に使用する材料性能の向上に力を注ぎ、5年目の現在は同製品の商品開発に携わっています。現在の仕事内容はペルチェ製品売上げ拡大に向けた試作品の対応で、さまざまな分野のお客様から寄せられる試作依頼に対してその期待に応えられるよう、日々製品設計に汗を流しています。現部署に異動してから日が浅いため、まだ自分の担当製品が量産化になったことはありませんが、今後事業の柱となるような製品を世に送り出すことを目標に努力を重ねています。
仕事のやりがい
自分が行動したことによって仕事が前に進んでいく感覚が好きです。4年目に材料開発の仕事をしていた際は、大学院時代の研究テーマと近い分野だったこともあり、周りから頼られることが多く、主体的に仕事に取り組めている感覚を掴みました。また若手から中堅への役割の変化と自分の成長を客観的に知覚できたことがとても印象に残っています。現在携わっている仕事で言えば、設計した製品が実際のものになって出来上がってきたときにやりがいを感じます。お客様からの急な設計変更依頼など、少し大変な要求があっても自分自身の成長や経験値として、とらえることで仕事のモチベーションとしています。
京セラ社員に3つの質問!
Q.
あなたの「できるわけない。は超えられる」エピソードは?
4年目に担当していた材料開発で、性能が思ったように向上せず挫折しかけていました。サンプル作製に多くの時間がかかり、加えて変動要因が多く、ばらつき解消に寄与する因子を特定するのに非常に苦労しました。しかし上司や後輩にたくさんの協力をもらい、最終的に材料性能アップを達成できました。自分一人で立ち止まってしまったとき、周囲の人の頭脳や時間を借りることの大切さを学んだ仕事でした。
Q.
ワークライフバランスはとれていますか?
休みの日は会社の同僚とフットサルを楽しんでいます。運動後は昼食にそばを食べて、霧島の温泉に入ってリフレッシュ。長期の連休には、まだ行ったことのないところへ旅行に行ったり、音楽フェスに行ったりしています。
Q.
京セラに入社する前と入社後のギャップを教えてください。

MESSAGE
これまで私が4年間働いた経験上、京セラで活躍できる人は行動力があり、どんな仕事にも意味を見出してそこに一生懸命になれる人だと感じています。皆さんが学校で今行っている研究も就職活動も、しっかり意味をとらえて一生懸命に頑張ってください!