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RECRUITING 2020

モノを作る。移動する。意思を伝える。
暮らす。私たちのすぐ側に、京セラはいる。

Project Story 04 “未知”に挑むチャンスを -「次世代加速器」開発参入プロジェクト-

Overview

がん治療装置、X線検査装置、PET、
電子顕微鏡、半導体製造装置、
これらのイノベーションはすべて、
目に見えない粒子を光の速度近くまで加速させて
高エネルギー状態を作り出す加速器と
その技術によって生み出されてきた。
そして現在、さらなる高性能を極めた
次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」が
日本に建設されるのか大きな注目を浴びる中で、
京セラが誇るファインセラミックと金属を
結合するメタライズ技術を通じて加速器技術の進歩を
目指すメンバーたち。
新たな産業の創出、物理学のさらなる発展を願う
彼らの
根底にはどのような思いが息づいているのか。

※地下に設置した全長約20kmに及ぶ直線状の
超伝導加速器を用いて
素粒子同士を
加速・衝突させ、
その反応を研究する科学実験施設。
岩手県を中心とした北上山地を建設候補地として、
日本への誘致が検討されている。

Project movie

Project member

  • ファインセラミック部品所属
    製造技術
    物理学及び応用物理学専攻

    山本

  • ファインセラミック部品所属
    国内営業
    国際総合科学部卒業

    宮入

  • ファインセラミック部品所属
    国内営業
    法政経学部卒業

    吉住

京セラの独自技術が牽引し、
形作る未来。
世界中の注目と期待が寄せられる次世代加速器。

#01 営業スタイルに影響を与えた
「まだ世に無いものを生み出す」やりがい

「文系出身ということもあって、特にこれをやりたいってものがなかったんです」。

ファインセラミック事業本部に所属する国内営業として、理化学機器メーカーや大学、研究機関を顧客に日々奔走する宮入はそう笑う。

入社後は海外営業に配属され、半導体製造装置メーカーなどにファインセラミック部品を拡販していた彼に突然訪れた加速器との出会い。「入社3年目に名古屋に異動して、加速器関連の企業様や大学などとの接点ができたんです」。

新産業を生み出す基点となる加速器技術の計り知れぬポテンシャル、そして世界的に注目を集める次世代加速器「ILC」が日本に誕生する可能性を知る中で、自身の営業スタイルも変化を見せていったと言う。

「既製品を販売するわけではないですから、お客様が描く構想からどういった仕様の部品が必要かを着想する。それが営業として何よりも求められることです。当初は戸惑いもありましたが、まだ世に無いものを生み出すやりがいを感じますし、学術レベルの高いお客様とのディスカッションからは常に大きな刺激を受けていますね」。

#02 京セラが誇るメタライズ技術で、
次世代加速器を支える自負と誇り

同じくファインセラミック事業本部でプロジェクト営業に従事する吉住。
彼は、ILC実現を目指す先端加速器科学技術推進協議会の事務局メンバー兼広報部会長としての任も長く務めてきた。

「加速器は真空状態が必要ですから、私たち京セラのメタライズ技術を用いた部品が不可欠なんです。私のメインミッションはメタライズ技術のさらなる認知と普及。その一環としてILC実現に向けた取り組みを行ってきたわけですが、初めて日本が主導する国際プロジェクトとして、文字どおり物理学の進歩を加速させる大きな可能性を秘めていますし、ぜひ実現してほしいという思いしかないですね」。

もう一人、研究機関とともにILC計画で必要となる高性能メタライズ部品の材料評価を行う山本。
彼は自身の役割に大きなモチベーションを感じていると言う。

「お客様から要求される物性は非常に難易度が高いものばかりですが、加速器に必要な部品を供給することのできる企業としての責任と、次世代の技術を自分の手で生み出していく喜びは、技術者として大きな醍醐味です」。

#03 自分が介在する意義を胸に、
未来にバトンを繋ぐ使命を全うしたい

営業として数多くの大学教授や研究者との交流を図る中で、
幾度となくILCの必要性や加速器技術のあるべき未来を耳にし、その情熱を目の当たりにしてきた吉住。

「約10年ほど前でしょうか。ある大学を退官された教授が仰ったんです。『ILCが完成するとしても2030年頃。自分は完成を見届けることは出来ないかもしれないが、次世代のために必ず実現しなくてはならないんだ』と。私がこれまで出会った先生方に共通しているのは目先の利益でなく、日本そして世界の未来に思いを馳せ、加速器技術の発展を願う姿だったんですよね」。

多くの専門家たちが実現を目指し、尽力し続けてきた宿願を、
確かな形として未来へと引き継ぐ責務があると吉住は考えている。

一方、加速器技術に関わってまだ日が浅い宮入はそうした研究者たちの思いに触れ「衝撃を受けた」と語る。

「こういう未来を実現したいという力強いビジョン、見据える視界の広さに圧倒されました。自分が携わっている仕事の意義を強く認識するとともに、営業としてのスタンスを振り返る機会として、大きなターニングポイントになったと思っています」。

#04 加速器技術との出会いで明確になった進むべき道を一歩ずつ、着実に歩んでいく

ILCが日本に誕生するかは未だ確定していない
それでも、彼らのILCにかける思いには微塵の揺らぎもない。

「どんな案件であっても常に顧客の期待を超える特性を担保する。それが、技術者として果たすべき役割だと考えています」と山本は言う。

吉住が続く。
「京セラのメタライズ技術は、世界でも有数の高いレベルを誇っていると思っています。その真の力量を知らしめて、世界中から『まずは京セラに相談してみよう』と言ってもらいたいんです。現状維持は退化。常に戦う場所を見つけて前進していきたいですね。もう58歳ですけど(笑)」。

宮入は、加速器技術との出会いによって見つけた新たな目標を力強く語る。
「入社した時は特にやりたいことがないと思っていたんですが、加速器に関わってまだ誰も見たことがないものを形作る喜びを知りました。それこそが自分の求めていたことだと気づきましたし、これからも日本と世界の未来を切り拓く旗振り役として存在し続けていきたいですね」。

※2019年3月1日現在

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