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2025年3月期第1四半期連結累計期間(FY25 1Q)の業績概況 <前年同期との比較>
FY25 1Qの世界経済は、各国でインフレに落ち着きが見られ、緩やかに成長しました。一方で、当社の主要市場である半導体関連や情報通信関連市場においては、AI関連では需要増加が見られたものの、本格的な回復には至りませんでした。
FY25 1Qの売上高は、円安の影響を主因にすべての事業セグメントにおいて増収となり、前第1四半期連結累計期間(FY24 1Q)に比べ、4.1%増加しました。
一方で、利益は人件費や減価償却費等の固定費や研究開発費が増加したことを主因に減少しました。事業セグメント別では、ソリューションセグメントは円安の影響を主因に増益となったものの、コアコンポーネントセグメント及び電子部品セグメントは低調な主要市場の影響もあり、減益となりました。これにより、営業利益はFY24 1Qに比べ、18.4%減少、税引前利益は5.4%減少、親会社の所有者に帰属する四半期利益は1.6%減少しました。
2025年3月期(FY25)の業績予想
<2024年8月1日公表>
FY25の通期連結業績予想は、本年4月の公表数値から変更はなく、また、事業セグメント別の業績予想についても変更はありません。