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業績ハイライト

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  • FY:3月31日に終了する会計年度

連結決算レビュー

2025年3月期中間連結会計期間(FY25 1H)の業績概況 <前年同期との比較>

FY25 1Hの世界経済は、各国におけるインフレ率の低下の影響もあり緩やかに成長しました。当社の主要市場である半導体関連や情報通信関連市場においては、主にAI関連は需要が増加しましたが、市場全体としては本格的な回復には至りませんでした。

FY25 1Hの売上高は、コアコンポーネントセグメントは横ばいとなったものの、電子部品セグメント及びソリューションセグメントが円安の影響もあり増収となったことから、前中間連結会計期間(FY24 1H)に比べ、1.3%増加しました。

利益は、部品の受注低迷に伴う生産設備の稼働率低下や人件費等の増加を主因に減少しました。レポーティングセグメント別では、ソリューションセグメントは円安の影響を主因に増益となったものの、コアコンポーネントセグメント及び電子部品セグメントは、半導体部品有機材料事業及びKyocera AVX Components Corporationグループ(以下「KAVX」)の需要が大きく減少したことにより減益となりました。これにより、営業利益はFY24 1Hに比べ、29.9%減少、税引前利益は33.5%減少、親会社の所有者に帰属する中間利益は36.1%減少しました。

売上高

営業利益

税引前利益

親会社の所有者に帰属する当期利益

連結業績予想

2025年3月期(FY25)の業績予想

<2024年10月30日公表>

FY25 1Hにおいては、主に半導体部品有機材料事業及びKAVXにおける需要動向が期初の想定を下回りました。当第3四半期連結会計期間(FY25 3Q)以降においても両事業の需要回復には時間を要することが予想されることから、FY25の連結業績予想を下記のとおり修正します。

売上高

営業利益

税引前利益

親会社の所有者に帰属する当期利益