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オープンイノベーションアリーナ

水や金属の近くに設置しても特性を維持 IoTの普及を加速させる新型アンテナ「Amcenna®」

金属上でも特性が低下しない小型アンテナ

ますます広がるIoT社会。その普及に不可欠なのが、さまざまなデータを送受信するアンテナです。
京セラではIoTのさらなる普及のため、独自構造による小型のAMC(Artificial Magnetic Conductor,人工磁気壁)にアンテナ機能を持たせた独自アンテナ「Amcenna®(アムセナ)」を開発しました。
これからのアンテナには、金属上や水の近くで使えるなど、設置場所を選ばない小型・薄型のアンテナが求められています。Amcennaは、従来の延長線ではなく新たな発想へと転換して開発を進め、一般的なアンテナとは明確な違いがある画期的で理想的なアンテナ特性を得ることができました。

Amcennaの特徴

金属上や水の近くでも設置可能

工場内の設備や配管などに直接取りつけ可能

従来の工場の見える化では、機械設備本体や配管、モーターハウジング、ベアリングカバーなどの金属に直接振動無線センサーモジュールを取りつけると、電波強度が低下するという課題がありました。
それにより金属から離してセンサーモジュールを取りつけるために、正確に振動データを取得できないことがあります。
そこでAmcennaを使うことによって、できる限り振動源の近くに設置でき、微小な信号を確実に捉えることが可能になります。また、電波を吸収する水分を多く含む人体上でも電波強度が低下することがないため、ウェアラブル機器をさらに薄型化できる可能性があります。

小型・低背を実現

Amcennaは当社独自技術により、AMCに必要な無限に近い周期構造を仮想的に作りだし、さらにAMC自体にアンテナ機能を発現させています。その結果、大幅な小型 · 薄型化(2.4GHz帯において、縦7.0mm×横13.6mm×高さ1.9mm)を実現しています。

本来、電波を反射する金属(電気壁)には、電波が反射する際、反射波の位相が反転する(180°位相が変化する)性質があります。そのため、アンテナを金属に近づけると、直接波と反射波は打ち消し合い、アンテナ特性が低下。しかし、AMC(人工磁気壁)は電波が反射するときに位相が反転しないという特徴があるので、アンテナを近づけることができます。Amcennaはこの原理に基づいています。さらに当社独自技術により小型・低背を実現しました。

「Amcenna」は、京セラ株式会社の登録商標です。