京セラベンチャー・イノベーションファンド 1 号の出資案件、京都フュージョニアリングへの出資について
京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫、以下:京セラ)は、京セラベンチャー・イノベーションファンド 1 号(以下:KVIF-I)を通じて、京都大学をはじめとする日本の長年の核融合研究の成果を基盤に2019年に設立された、フュージョン(核融合)エネルギープラントのエンジニアリング企業である京都フュージョニアリング株式会社(代表取締役社長:小西 哲之、以下:京都フュージョニアリング)に出資しましたので、お知らせいたします。
フュージョンエネルギーは、クリーンでほぼ無尽蔵なエネルギー源として、地球規模のエネルギー問題や温暖化対策の切り札として期待される技術です。京都フュージョニアリングは、炉本体だけでなく、プラズマ加熱装置、熱取り出しブランケット、高性能熱交換器、水素同位体移送ポンプを始めとしたフュージョンプラントの重要設備、機器において世界有数の高度な技術力を保有しています。
京セラは、創業の地を同じく京都とし、日本のものづくりの力を結集させて、人類社会の持続可能な未来の実現を目指す京都フュージョニアリングの理念に賛同して、本出資を決定しました。この出資を通じて、京セラはフュージョンエネルギー分野におけるイノベーションと技術協業の可能性を拡げ、オープンイノベーションによる新規事業の創出を目指してまいります。
京都フュージョニアリングについて
会社名 | 京都フュージョニアリング株式会社 |
代表取締役社長 | 小西 哲之 |
本社所在地 | 東京都大田区平和島六丁目1番1号 東京流通センター 物流ビルA棟 AW1-S |
事業内容 | フュージョンエネルギープラントのエンジニアリング事業 |
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KVIF-Iについて
KVIF-Iは、京セラが継続的に新規事業を創出する体制を強化するために2024年4月に京セラとグローバル・ブレイン株式会社(代表取締役社長:百合本 安彦)が共同で設立したコーポレート・ベンチャー・キャピタルファンドです。環境・エネルギー、情報通信、医療・ヘルスケア、モビリティ、材料技術、AI 含むソフトウェア、航空・宇宙・防衛、半導体、核融合領域における日本・アジアのアーリーステージの企業を中心に出資を行い、スタートアップ企業の探索と支援を強化して参ります。