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よくぞ来なすった。魔が巣くう闇の世界へ。 テッちゃんのYOXO FES魔改造モンスターズ大集合体験記

【テッちゃんプロフィール】

OiA 編集長、趣味は電車にプロレス・料理・競馬、そして友達を増やすこと。好きな食べ物は「〇まや」ランチの明太子の食べ放題定食、年齢は~~内緒。好奇心旺盛で、面白いテーマに興味津々!

こんにちは、チームKセラ元総監督のテッちゃんです。
今回は、横浜みなとみらい地区で開催された「YOXO FES」に潜入してきました。市民参加型のこのイベント、2日間での来場者数はなんと7万人超!その中でひときわ異彩を放っていたのが「魔改造モンスターズ大集合」です。

もちろんこのテッちゃん、じっとなんかしてられません!現場に突撃してきました!

YOXO(よくぞ)とは 外部リンク
YOXO FESTIVAL 2025 ー横浜でみらい体験ー 外部リンク


ボランティアで 30 団体中 、23団体のモンスターが勢ぞろい!

この「魔改造モンスターズ大集合」に参加したのは、テレビ番組に登場した全30団体中、なんと23団体!しかも、どの企業さんも休日返上でこのイベントに駆けつけてくれたというからスゴい…!

モンスターたちは、かつてテレビで“死闘”を繰り広げた猛者ばかり。そんなマシンたちが一堂に会する会場は、まさに“技術の祭典”というか、“本気の大人の文化祭”というか、とにかく熱気がすごかった!

昨年はハンマーヘッドで開催されたんだけど、あっちは会場が広かったから、2日間とも全モンスターをフル展示できたんだよね。
でも今年は、“イカした(←死語?)”TECH HUB YOKOHAMAに場所を移した関係で、2日間の入れ替え制に。ちょっと残念だけど、もう会場中が“技術愛”であふれてて、なんか胸アツだったわ!


出展企業のラインナップ

1/25 (土) H技研、S陽製作所、Rコー、Kセラ、T・DK、Yマハ発動機、Cネンタル、T大、T芝、Oスズ、T工大、Mブチモーター、Sズキ
1/26 (日) T大、H野製作所、N産、T京R&D、Aエイチアイ、Sニー、Sライズ、N岡高専、H置電機、T工大、Mブチモーター、Sズキ、N社

これだけの企業が、番組を飛び出してリアルな場に“モンスター”を持ち込んでくれた――。その情熱に拍手!ほんと、こういうのって技術以前に“心意気”だよね。

嵐の前の静けさ、開場を待つ朝の TECH HUB YOKOHAMA
玄関正面では魔改造前の生贄たちがお出迎え

入り口からいきなり熱量MAX!Kセラのマシンがトップバッター!

展示の最初のゾーンでは、我らがKセラのマシン「Kトラ」と「Kセラビット」が早くも登場!しかも場所は通路の先頭。これはアツい…!

ここでは、「トラちゃんウサちゃん50mリレー」の対決マシンたち(Kセラ × T・DK × Yマハ発動機)が大集結。
テレビ放映された“うさトラ”ペアに加え、Yマハのチームが独自に仕上げた改造マシンも展示されていて、なんと合計8台。

静かに皆様の入場を待つ K トラ& K セラビット
親子そろって「すごいね~」と言われるのが、エンジニアの醍醐味

開場と同時に、もう人がドッと押し寄せて大渋滞!
T・DKの説明員の方は、勝敗のカギを握った“バトンパス”の仕組みについて、原理模型を使ってめちゃくちゃ熱く語ってた!
いや~、技術愛がほとばしってたなぁ。

名物マシンが続々登場!エンジニア魂がくすぐられる展示にワクワクが止まらない!

H 技研 魔破★掃一郎

会場を奥へと進んでいくと、ついに出た!H技研の伝説マシン「魔破★掃一郎」! あのテレビでも話題になった、炭酸ガスでブッ飛ぶロボットだ!
中身までガッツリ見えてて、「どうやって軽量化してんの!?」って思わず見入っちゃう。エンジニア魂がうずくわ~。

…って、なんかこの丸っこくて扁平な胴体、昔の特撮にあったよな?マットアロー2号*¹だっけ?
掃除機とは思えないフォルムだけど、ちゃんと掃除するんだよなぁ、この掃一郎が(笑)

*¹…マットアロー2号:円谷プロダクション作品『帰ってきたウルトラマン』に登場する地球防衛組織MAT「MONSTER ATTACK TEAM」が使用する戦闘機


お次は、Rコーの「THOOTA-R」やS陽製作所の「ハルクボーガン」が登場!
ハルクボーガン*²は、ボーガンの原理でディスクを発射する装置。名前の由来はあのハルクホーガン!だから「ボウガン」じゃなくて「ボーガン」ってわけね~(笑)
ただし、これ暴発したらマジで危ないので、今回は実演なし。でも見た目からしてゴツさがすごい…。

*²…ハルク・ホーガン:アメリカのプロレス団体WWF (現WWE) 6代目チャンピオンプロレスラー。得意技はアックスボンバー。ロープに振った相手に対し、腕を90度に曲げた肘を顔面に打ち付ける技。アントニオ猪木を失神させたことで有名。アックスボンバーで勝った後、人差し指を高く掲げ"イチバ~ン"と叫んでいた。


一方、THOOTA-Rはピッチングマシンの原理を応用していて、ローラーでディスクをバシュッと飛ばすタイプ。
フリスビーすら真っすぐ投げられないテッちゃんとしては、尊敬しかないッス。
横で流れてたデモ動画見て…思わずのけぞったよ。こ、怖ぇ…。

Rコー THOOTA-R

おっ、「ペンギンちゃん大縄跳び」でおなじみのペン太5んもいたぞ!ちゃっかり展示されてる~!
S陽製作所のこの子、2022年のランドマークの展示会でもジャンプしてたけど、今回もキレッキレで飛んでた!

しかも今回は屋外でもぴょんぴょん披露。ジャンプさせるスタッフさんも大変そうだけど…いや~、いつ見ても元気だなぁ、ペン太(笑)

ちなみにライバル機の「PENTA-X」も近くで展示されていた。こうやって動態展示できるのって、ほんとすごい。ウチらも見習わなきゃな。

大物マシンもズラリ!会場の熱気が最高潮に!

展示の終盤には、「クマちゃん瓦割り」や「カメレオンダーツ」、「鳩時計ハト入れ」など、スケールの大きなモンスターたちが集結!
中でも注目は、顔の中にもう一つ顔がある「RC90V」や、我らがKセラの誇る「鳩天愛人(きゅうてんあいじん)」!

これらのマシン、どれもパワフルすぎて会場の制約上、実演こそできなかったけど、解説員のみなさんは身振り手振りを交えて、子どもたちに全力で説明してた。
いや~あの情熱、ほんと尊敬しかない。

会場をところ狭しと走り回るMブチモーターの電動マッサージ 25 mドラッグレースのプロトタイプ

さらに、Mブチモーターさんによる「電動マッサージ器25mドラッグレース」プロトタイプも登場!
そのマシン、会場をところ狭しと走り回ってたんだけど……音と振動がもはや“ゴリラ級”(笑)

屋外では、Yマハ発動機さんの“うさとら”マシンによるプチリレーも開催されていて、会場全体がにぎやかムード!

何より印象的だったのが、会場にいた“魔のエンジニア”たちの姿。
来場者の素朴な質問に対しても、「よくぞ聞いてくれましたッ!」ってテンションで、めちゃくちゃ丁寧&マニアックに解説してくれるその姿に、テッちゃん、心を打たれた…。

横浜の子どもたち、ほんとにラッキーだよ。
だってこの目をキラッキラさせて展示にかじりついてる子どもたちから、エンジニアたちも逆にパワーもらってたもんね。
このいい連鎖、ずっと続いてほしいなあ…なんて、しみじみ思ったりして。

あと、これは余談なんだけど――
この展示をきっかけに、なんと社内で「Kトラちゃん、やっぱ走らせたいよね!」って空気が一気に盛り上がったんだよね!
で、夜会で完走できなかったKトラちゃん、ついに復活!!
ガオガオ鳴きながら、来年またリベンジしたいね~!

えっ、2日目の取材?……それ、聞いちゃう!?(泣)

いやほんと、取材とアテンドでバッタバタでさ……体力、完全にゼロよ。
2日目の皆さん、ホントごめん!取材できなかった~!
ということで、現場からはこれにてドロン!
また来年、会場でガオガオ会おうぜ~~!   

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