薄型基板の次工程投入
厚み1mmの搬送用コンテナに挿入された薄型基板の端面を認識/ピックし、次工程の装置へ投入する作業を自動化しました。
品種変更の際はタブレットアプリケーション上で基板のサイズに合わせロボットのアプローチ長を調整することで対応可能です。
課題(現場で抱えていた課題)
対象の基板は厚み1mmと薄く、搬送用コンテナの挿入スリットは間隔が狭く、基板ごとに収まり方も異なるため、基板の端面を認識しピックする作業の自動化が困難でした。また、サイズや実装の異なる複数種類の基板が存在するため、品種登録や設定変更への対応が課題となっていました。
導入効果
自動化に伴うコンテナの変更やコンテナの位置決め治具等を必要としないため、作業者に負担をかけることなく、スムーズな導入と安定した運用を実現されています。