THE NEW VALUE FRONTIER

Spirits

京セラの想い

世のため、人のため、地球のために。京セラは太陽光発電を通じて、持続可能な社会づくりに取り組んでいます。

Out Solar Power Spirit 太陽光発電にかける想い

私ども京セラは、事業の火を絶やすことなく、営々とこの事業を継続してまいりました。
なぜ、そのようなことが可能であったのか。
それは一言で言いますなら、この事業には私どもが執念を燃やすべき「大義」があったからです。
ソーラーエネルギー事業を開始した動機である、
太陽エネルギーを通じて、人々の幸せに貢献する」ということ、このことをただひたすらに貫いてきたのであり、それは今も全く変わっておりません。

京セラ株式会社 名誉会長 稲盛 和夫

※ ソーラーエネルギー30周年「感謝の会」
記念講演(2005年9月2日)より

持続可能な社会の実現に向けて、いち早く太陽光発電に着目。
世のため、人のために。不屈の精神で利他の心を貫いた半世紀。

狩猟採集で生活していた時代、人類は自然と共生していました。しかし、エネルギー消費型文明の発生・発展によって、森林の減少や砂漠化、気候変動といった環境問題が深刻になってきています。環境に極力負荷をかけずに、全人類が持続可能な社会を発展させるためにはどうすればいいのか。そのひとつの答えが、再生可能エネルギーである太陽光による発電です。京セラが半世紀ほど前に抱いた「世のため、人のため、将来必ず太陽光発電が不可欠になる時代が来る」という信念は、今や世界に通じる確信となり、太陽光発電システムは、都市部だけでなく、無電化地域など、新たなエネルギーを待ちわびる人々のもとへと地球規模で広がり続けています。

京セラが太陽光発電事業をスタートさせたのは、第1次オイルショック後の1975年。石油代替エネルギーの必要性が世界的にも注目されていた時代です。しかし、1980年代には石油需給も緩和し、太陽光発電事業にとって非常に厳しい状況が長く続きました。国内メーカーが次々と撤退していく中、京セラは初志を貫き諦めることなく太陽光発電事業を続け、技術革新に粘り強く取り組み、太陽電池のコストダウンを実現し、太陽光発電システムの普及に尽力してまいりました。

今日、国内の一般家庭における太陽光発電の導入は2018年度末時点で約252万件※1に達し、公共・産業用でもメガソーラーや、企業での設置等の用途で導入が広がってきています。
また、世界規模では、太陽光発電システムの累積導入量が2018年時点で約100GWへ到達し、電力供給における太陽光発電による電力シェアは、世界では約2.6%、 欧州では約4.3%、ドイツでは約7.9%、日本では約6.8%を占めるまでになりました。※2

京セラは今後も、低炭素社会を実現し、そして青い地球を次の世代につなぐために、太陽光発電システムのさらなる普及に向けて努力を積み重ねてまいります。

  • ※1一般社団法人太陽光発電協会 「太陽光発電の状況」2019年10月29日発行より
  • ※2国際エネルギー機関・太陽光発電システム研究協力実施協定(IEA PVPS)「Snapshot of Global Photovoltaic Markets 2019」より

History Since 1975 京セラ太陽光発電事業の歩み

1975

1975

太陽電池の研究・開発をスタート

京セラが中心となって松下電器産業(株)(現:パナソニック(株))やシャープ(株)など4社と「ジャパン・ソーラー・エナジー(JSEC)」を設立。当時、太陽電池のコストは1ワットあたり2~3万円と高額でした。

1982

多結晶シリコン太陽電池の量産開始

世界に先駆け※3、多結晶シリコンキャスト法による太陽電池の量産を本格的に開始。その翌年には、海外事業部も設立し、欧米への出荷を果たしました。

  • ※31982年2月当時

1998

太陽電池の生産量世界No.1※4

1998年・1999年と2年連続でNo.1になりました。

  • ※4「PV NEWS Vol.18 No.2 1999.2」より (1999年当時)

2011

世界初※5「長期連続試験」認証を取得

京セラの多結晶シリコン太陽電池モジュールが、安全と品質の第三者認証機関であるテュフ ラインランド(本社:ドイツ)の「長期連続試験」(太陽電池モジュールの長期的にわたる実使用環境を考慮した試験方法)において、世界で初めて認証されました。

  • ※5テュフ ラインランド ウェブサイトより

2013

鹿児島七ツ島メガソーラー発電所 70MW稼働開始

11月1日「鹿児島七ツ島メガソーラー発電所」が稼働を開始。面積にして約127万㎡(東京ドーム約27個分)という広大な土地に太陽電池パネル29万枚、総量70MWが設置されました。

2016

VPP構築実証事業へ参画

分散する太陽光発電システムなどのエネルギーリソースを統合的に制御し、一つの発電所のように機能させるVPP(バーチャルパワープラント:仮想発電所)。経済産業省が実施する実証事業に参加し、日本のエネルギーの未来を支える一翼を担っています。

2019

新たな太陽光発電電力サービスを提供

「京セラ関電エナジー合同会社」を設立し、住宅用太陽光発電システムを原則0円で設置し、契約満了後に無償で譲渡するエネルギーサービスの提供を開始。また、産業用リーススキームを行う「京セラEPA合同会社」を設立し、再生可能エネルギーを活用したエネルギーサービスを提供したい事業者へ太陽光発電システムのリーススキームの提供を開始しました。京セラは、自家消費のニーズが拡大する中、本スキームを活用し、太陽光発電システムのさらなる普及を目指し、エネルギーサービスを提供してまいります。

Technology 京セラの挑戦

太陽光エネルギーを最大限に活用するVPP技術

分散する太陽光発電システムなどのエネルギーリソースをIoTで集約し、効率よく機能させるVPP(バーチャルパワープラント:仮想発電所)で、一般住宅や小規模な発電所などの太陽電池で発電した電源をひとつにまとめて使える仕組みを作ります。災害時にブラックアウトしやすい従来の大規模集中電源に頼った供給システムへの依存度を下げるとともに、再生可能エネルギーを安定的かつ有効に活用することを目指し実証実験が進められています。京セラは、経済産業省が実施する実証事業に参画するなど、低炭素社会の実現を目指した技術革新に積極的に取り組んでいます。

世界初※6クレイ型リチウムイオン蓄電池内蔵の
住宅用蓄電システムの開発・普及

京セラは、長寿命・高安全性・低コストという優位性を実現したクレイ型リチウムイオン蓄電池を内蔵した住宅用定置型蓄電システムを開発し、2020年より市場投入します。太陽光発電によって生じた余剰電力の効果的な蓄電を促し、低炭素社会の実現に貢献してまいります。

  • ※6京セラ調べ(2019年10月2日現在)。クレイ型の蓄電システムとして。

世界最小※7高効率家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファームミニ」の発売

東京ガス(株)との協業により、世界最小サイズ※7のSOFC型の家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファームミニ」を製品化し、2019年10月30日より販売を開始しています。今後も環境性に優れたエネファームのさらなる普及拡大を目指すとともに、お客さまの快適な暮らしと地球環境の保全、レジリエンス性の強化に貢献してまいります。

  • ※7京セラ調べ(2019年10月10日現在)。住宅用定置型燃料電池コージェネレーションシステムにおいて。

Sustainability 地球環境への取り組み

10年連続「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」受賞

京セラグループは、環境省が地球温暖化防止に貢献した個人や団体をたたえる「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を2010年度から10年連続で受賞しており、同表彰における最多連続受賞となります。2019年度に受賞した京セラドキュメントソリューションズ三重玉城工場は、太陽光発電システムの活用による創エネとCO2排出量の削減、高効率な空調設備の導入や照明のLED化による電力負荷の軽減などの省エネ活動や、地域に根ざした環境貢献活動が総合的に評価されました。

京セラのグリーンコミュニケーション

京セラは、学校教育の中で環境問題やエネルギーに対して理解を深め、地球を思う心を育てられるよう、太陽電池を題材とした「環境・エネルギー出前授業」を2002年度から実施しています。2017年度は京セラグループ16拠点(9都道府県)の地域を中心に、76の小学校で4,885名の子どもたちに授業を実施しました。また、中国・上海の小学校でも実施しており、スタート時からの受講者数は国内外累計で約12万名(2019年3月末時点)となりました。

Prospective 未来に向けて

共に創っていく未来とエネルギーと

2020年以降の気候変動に関する国際的な枠組み「パリ協定」で、世界共通の長期目標が設定されました。各国が協力して温室効果ガスの排出を低減させ、気候変動を抑止するのが目的です。その世界的な流れに伴い、日本でも「パリ協定」の目標を達成し、再生可能エネルギーを主力電源とする電源構成のあるべき姿を示した2030年の「エネルギーミックス」の実現を目指しています。また、使用する電力の100%を再エネ電力にする取り組みである国際的企業連合「RE100」に代表されるように、一般企業からも低炭素社会実現に向けた動きが出てきています。

日本が世界をリードする太陽エネルギー先進国となり、持続可能な低炭素社会の範となっていくために、そして、再生可能エネルギーが主力電源になっていくために。太陽光発電を含めた高品質なエネルギー製品・サービスを提供しつづけ、社会に貢献し続けることが京セラの使命です。創業当時から変わらぬ精神で、時代に応じた製品・サービスをお届けし、日本の未来を担うエネルギーをお客さまとともに創り、育ててまいります。

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