太陽光発電・蓄電池

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【公共産業用太陽光発電システム】
須田産業株式会社様 竜洋工場 導入事例

須田産業株式会社様 竜洋工場(静岡県磐田市)| 2022年1月設置

 
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20年の長期契約なので、信頼のおける会社であることが安心でした

静岡県磐田市にて、プラスチックフィルム包装資材の製造販売を営んでおられる須田産業株式会社様に、京セラEPA合同会社のPPAスキーム※1を活用した、“初期投資ゼロ”※2による太陽光発電システムを導入いただきました。竜洋工場の屋根に、京セラ製太陽電池パネル999枚(324.7kW)を敷設し、年間約314,619kWhの電気を発電※3しています。今回は、太陽光発電システムの導入をすすめてこられた皆さんにお話を伺いました。

●須田産業株式会社様との対談内容を編集して掲載しております。

  • ※1PPAとはPower Purchase Agreementの略称。PPAモデルは、第三者所有モデルや電力購入契約モデル等と呼ばれる、企業や自治体が所有するビルの屋根や空地をPPA事業者に貸与し、PPA事業者が初期投資ゼロで太陽光発電を設置する仕組み。企業や自治体は、初期投資ゼロで太陽光発電を設置し、発電された電気をPPA事業者から購入。
  • ※2契約形態によっては、別途費用がかかる場合があります。
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須田産業株式会社様 竜洋工場
システム概要
設置容量 324.7kW
設置場所 静岡県磐田市
設置年月 2022年1月
初年度年間発電量 314,619kWh※3
初年度CO₂削減量 170.4t-CO₂/年※3
導入形態 京セラEPAスキーム
PPA事業者 池戸電気株式会社
  • ※3導入時のシミュレーション値による

太陽光発電システムを導入したきっかけは?

太陽光発電導入の検討は、2017年頃から開始していたのですが、当時はPPAという初期投資ゼロの提案はなく、すべて自己投資の提案でした。費用も高額で、効果がでるようになるまで15年以上かかるような試算となり、導入には至りませんでした。

太陽光発電導入には至っていなかったものの、弊社においても2021年から中期経営計画「Packaging next」の重点政策としてSDGs経営を掲げ、積極的に取り組む施策の1つとして具体的に検討を開始しました。

そのタイミングで、複数の会社から補助金を利用した太陽光発電導入の提案を受け、具体的に補助金申請にもトライしましたが、残念ながら採択には至りませんでした。

そんな中、以前より懇意にしていた池戸電気さんより、京セラさんのPPA提案をいただき、PPAによる太陽光発電システムの導入検討がはじまりました。

太陽光発電システム導入における期待や目的は?

まず第一は、中期経営計画「Packaging next」の施策の一つとして達成できることです。太陽光発電システム導入によって、CO₂排出量の削減ができること、それを社内外にアピールできることに期待していました。

また、やはり太陽光発電システムで発電した電気を使うことによる電気代の削減も目的の一つでした。さらに副次効果として、太陽光パネルを屋根に設置することで、遮熱効果があるとも聞いていましたので、作業環境の改善、空調にかかるコスト削減も期待していました。

検討から導入まではどれくらいの期間でしたか?

太陽光発電導入を最初に検討し始めたのは2017年からでしたが当時は自己投資での提案だったので、検討が進みませんでした。

2021年ごろ、初期投資不要で太陽光発電システムが導入できる提案をうけて、改めて検討を始めました。京セラさん・池戸電気さんからの提案は、2021年4月にいただきました。そのあと補助金にトライし、補助金の採択をうけたのが同年9月、その翌月に契約に至りました。2021年11月に工事を開始、翌年1月には運転開始になりましたので、京セラさん・池戸電気さんからの提案から導入完了までは9か月ほどだったかと思います。

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●導入検討にかかる期間は、各社により異なります。

導入時の課題や苦労した点はありましたか?

導入に向けて、京セラさん・池戸電気さんの担当者の方のご協力があり順調に導入することができました。

苦労したところは、やはり経営層に対して、社内承認を取るところでした。まず、初期投資ゼロで導入できるPPAという仕組みを理解してもらうまでが大変でした。何度も丁寧に説明を繰り返し、初期投資ゼロで導入できること、自社へのメリットについて、プレゼンをしました。

あとは、京セラさんのPPAの契約が3社契約のため、慣れない3社間の電子契約に手間取りました。サインの場所を間違えてしまうこともありましたが、無事契約ができ、ほっとしました。

自己投資ではなく、PPAスキームを採用した理由は?

自己投資での検討は2017年頃にしていましたが、費用対効果が見込めず断念しており、PPAでの導入しか考えていませんでした。そのため、自己投資との比較はせず、PPA提案を数社比較検討しました。

なんといっても、初期投資が不要なところが一番の魅力です。竜洋工場には170名程度の従業員が在籍しており、機械のメンテナンス担当はいるものの、太陽光のメンテまで行うとなると人的リソースが足りないため、PPAはメンテナンスがついていることも魅力でした。故障修理の無償交換がサービス期間中担保されていることも、安心材料となりました。

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導入されて約4年ほどが経過されましたが、期待していた効果は得られましたか?

期待以上の電気代削減効果に、導入して本当に良かったと思っています。

太陽光発電導入による地球環境への貢献はもちろんのこと、近年の電気代高騰もあり、PPA電力購入単価と契約している電力会社の電力単価の差が非常に大きく、期待以上の電気代削減効果に大変満足しています。

工場で使用している電気の約7%を太陽光発電システムでの自家消費で賄うことができており、特に夏場はピークカット効果による電力購入金額の削減にも寄与しました。生産設備の増設にもかかわらず、電力会社との契約電力の見直しの必要がなく、大変効果を感じています。遮熱効果については、ここ数年の夏は猛暑続きで、期待していた効果が薄れてしまい、残念に思っています。

弊社をお選びいただいた理由を教えてください

es_userv_14_06.png写真左から 須田産業株式会社
常務執行役員 小林 彰彦氏
顧問 野沢 正氏

導入検討の際は、複数業者を比較しましたが、京セラさんと池戸電気さんの提案だったことが決め手です。PPA契約は長期間になるため、信頼のある会社との取引が重要でした。

池戸電気さんは地域密着で長年取り組まれており、弊社の電力システムも長年担当いただいています。社内の電気関係を熟知されていることから安心感がありましたし、京セラさんは太陽光発電システムでは豊富な実績と高い技術力をお持ちのメーカーである点が信用できました。

実際導入から4年近く経ちますが、システムに起因したトラブルは一切発生しておらず、京セラさんのシステムでよかったと思っています。 

太陽光発電システムを導入後、社内外の反響はありましたか?

社内の反響としては、設置初年度は遮熱効果があるように感じるという声が従業員からもありました。

社外の反響としては、会社案内に太陽光発電システム導入を掲載していることから、興味を持たれるお客様や学生もおり、SDGsの取り組みやCO₂削減の話題へ移行するケースもみられるようになりました。

毎年、地域に隣接する学校の会社見学や高校生のインターンシップの受け入れをしていますが、学生からSDGsについての取り組みを質問されることが多くなってきました。太陽光発電システムは見てわかりやすく、当社の環境への取り組み事例として紹介しています。

今後の展望があれば教えてください

現在設置した太陽光発電システムでの電力カバー率は約7%のため、設置できる場所への太陽光パネルの増設はぜひ検討していきたいと思っています。建屋の耐荷重の課題があるため、載せられる太陽光パネルの提案を期待しています。

また、操業していない休日は、発電した電気が使えずもったいないと思っているので、蓄電システムを導入して、使っていない電気を貯めて、使うということも今後は考えていきたいですね。

SDGs、電気代削減への取り組みは、今後も続けていく必要があり、効果がありそうなものにはチャレンジしていきたいと思っています。

(2025年11月 京セラにて取材)

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