NDIR(Non Dispersive InfraRed:非分散型赤外線吸収法)式のガスセンサはCO₂の検出に多く使用されています。
NDIR式は赤外線を放射する「発光素子」と、赤外線を受光する「受光素子」がセットになっており、特定波長の赤外線が吸収される現象を利用してガスを検知する仕組みです。京セラではNDIR式ガスセンサ向けに、発ガスが少なく小型・低背化が可能なセラミックパッケージをご提案しています。
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特長
発ガスしにくい
小型・低背化
気密封止可能
Siに近い熱膨張係数
発ガスしにくい
有機パッケージとセラミックパッケージの発ガス量の比較
有機パッケージと比較するとセラミックパッケージは発ガス量が少ないことがわかります。
小型・低背化に最適
メタルCANパッケージのピン挿入実装から、リフロー対応可能な表面実装タイプへ置き換えができます。
加えて、3次元配線による小型・薄型化を実現。
さらに、ご使用のチップサイズに合わせたデザインのご提案も可能です。
気密封止が可能
セラミックパッケージは有機パッケージでは難しい気密封止が可能で、真空封止にも対応しています。Si(シリコン)に近い熱膨張係数
異なる材料間で熱膨張係数に差がある場合、実装時などに熱応力が生じ、実装部が破断してしまうという課題があります。
セラミックスは素子の材料であるSi(シリコン)と近い熱膨張係数を持つため、実装部が破断するリスクを低減し、実装信頼性を確保することができます。
NDIR式ガスセンサの特長まとめ(断面図)
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