京セラが産業用オンサイトPPA「京セラPPA」の提供を開始

2023/09/29 ニュース

近年、再エネの自家消費を希望する企業が増加する中、太陽光発電システムの初期投資負担が課題となっています。
これを解決するため、初期投資なしで太陽光発電システムを設置・活用し、使用量に応じてサービス料を事業者へ支払うPPAサービスを活用する企業が増えています。

京セラ株式会社は、2023年10月1日より、産業用PPAサービス「京セラPPA」の提供を開始致します。

「京セラPPA」とは、2019年に設立した「京セラEPA合同会社」をサービス事業会社とし、京セラ製の太陽光発電システムを初期投資なしで、お客様の保有施設に設置します。
設置した太陽光発電システムで発電した再生可能エネルギーを、お客様の施設内で自家消費いただけるオンサイトPPA電力供給サービスです。

お客様からは、使用電力量に応じて、サービス利用料をお支払いいただくスキームとなっております。
サービス契約期間中は、設備管理及びメンテナンスは、事業会社である京セラEPA合同会社にて請け負うため、お客様での設備メンテナンス・保守管理のご対応は不要であることもメリットの一つです。

また、PPAサービス活用時に課題となっております、消費電力の少ない非稼働日などに発生する太陽光発電の余剰電力につきましては、京セラが有効活用し、再エネを必要とする他の企業へ販売いたします。
そのため、設置スペースはあるのに、太陽光発電システムの設置容量を制限されていたパターンでも、最大限太陽光発電システムを設置することが可能となり、お客様のカーボンニュートラル対応に、より一層貢献することが可能となります。