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高電圧ソリューションのご紹介
要約
社会全体でさまざまな機器・設備の省エネ化が進む一方で、「データセンター」「電気自動車の急速充電設備」「医療機器」など、拡充や性能向上で消費電力が上昇傾向にある設備も増えている。こうした大量の電力を消費する施設では、効率的な受電のために高電圧設備が必要となるが、その絶縁部材には高い信頼性が求められる。
高電圧用の絶縁部材を最適化し安全性を確保するには、堅実なアプローチが重要だ。材料や設計など複数の技術を、それぞれ改良して組み合わせていくことで、ようやく目に見える効果が得られる。そこで注目したいのが、この高電圧部材において総合的な製品を打ち出しているあるメーカーの技術だ。同社では、新規開発のセラミック素材から加工技術、性能評価まで自社内で完結する体制を整えている。

また、数十年にわたってセラミックと金属を強固に接合する技術を培っており、金属導体や真空筐体に取り付けるフランジ部分でも、その強みを発揮する。さらに遮断機などで求められる真空と常圧大気の間に必要な気密性の確保においても、自社で評価可能な設備を有しており、高電圧部品の品質や信頼性に大きく寄与しているという。
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