【保存版】家庭・企業で簡単にできる節電方法
電気代削減のポイントを紹介!【住宅・法人】
電気代を削減するため、もしくは環境保護のために「節電」に取り組もうと考えているものの、具体的な節電方法が思いつかず、悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、家庭・企業で簡単にできる節電方法を紹介します。すぐに取り組める節電術なので、ぜひご参考になさってください。
- ●本記事では、契約制度や計算式については「電気料金」、日常的な電気の支払い額については「電気代」と表記します。
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【目次】
・節電の重要性・メリット
・家庭、企業で簡単にできる節電方法
・家庭で簡単にできる節電方法
・企業で簡単にできる節電方法
・電気代をさらに下げる方法
・節電しきれない電力需要は太陽光発電でカバー!
節電の基本と電気料金の仕組み
多くの方は、電気代を削減するために節電に取り組もうと考えているのではないでしょうか。
そこでまずは、なぜ節電をすると電気代を抑えられるのか、その仕組みを紹介します。
1kWhとは?電気料金の計算に役立つ基礎知識
「電気を使った量が増えれば、電気代も高くなる」ことは、ほとんどの方が知っているでしょう。
使用した電気の量に応じて請求される電力量料金は、「kWh(キロワットアワー)」という単位で計算されています。「kWh」とは、次の数値をかけ合わせたものです。
- k(キロ)=1,000倍
- W(ワット)=電力(ボルト(V) ×アンペア(A))
- h(アワー)=時間(hour)
このうちWは、電化製品が消費するエネルギーのことです。(たとえば100Wの電球より200Wの電球のほうが明るいですが、これは消費されるエネルギーが多いためです)電化製品の本体や説明書には、それぞれの製品ごとの「消費電力」が記載されていますので、ぜひご確認ください。
そして、1Wの電力を1時間使った時の電力量が「1Wh」です。これを1,000倍すると、1kWhとなります。
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基本料金と電力量料金の違い
さて、電気料金は次の式で求められます。
このうち基本料金は、電気の使用量にかかわらずに発生する固定料金です。
住宅の場合、契約アンペア数に応じて基本料金単価が設定される「アンペア制」というプランを契約しているケースが多いでしょう。契約アンペア数が増えれば、同時に使える電化製品も増えますが、基本料金は高くなります。そのため節電をして、一度に必要なアンペア数を下げれば、基本料金を安くすることも可能です。
法人の場合、毎月の使用電力の上限(電力使用規模)によって基本料金が決まります。こちらも節電をして上限を下げることができれば、基本料金を削減できます。
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一方、「電力量料金」「再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)」は従量課金で、それぞれ次の計算式で求めます。
いずれも、単価に使用電力量(kWh)をかけた額が毎月請求されるため、節電をして使用電力量を減らせば、電気代も削減できます。
電気代の請求書で確認すべきポイント
ここまで紹介した電気料金の仕組みをふまえ、ぜひ電気代の請求書で以下の点を確認してみてください。
- 契約内容(基本料金がどのように決まっているかなど)
- 月ごとの使用量(数か月単位で比較すると、季節による偏りや、無駄使いの傾向が見えてくる)
- 料金単価(どのくらい節電すると、どのくらい電気代が安くなるか計算できる)
まずはこれらの情報を把握しておくと、節電のモチベーションが高まります。
節電の重要性・メリット
一人で節電しても、その効果は限定的です。節電効果を発揮するためには、家族や同僚にも協力を求めなければなりません。しかし、「なぜ節電をしなければならないのか」と疑問を投げかけてくる方もいるかもしれません。そのようなときは、ぜひ次の重要性やメリットをご紹介ください。
- 電気代を削減できる
- 環境保護に貢献できる
- 電力需給バランスに貢献できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
電気代を削減できる
最も分かりやすいメリットは、やはり電気代を削減できることでしょう。電気料金体系は、使用した電力量に応じて増減する「従量課金」がベースです。そのため小さな節電を積み重ねれば、年間で数万円単位の削減を実現できることもあります。
環境保護に貢献できる
火力発電が大きな割合を占める日本の発電事情を鑑みると、節電することは、環境保護に貢献しているともいえます。電気の使用量を減らせば、間接的にCO2など温室効果ガスの排出量を減らせるためです。
電力需給バランスに貢献できる
大規模災害が起こった後、もしくは猛暑日、冬の厳寒期などに、「電力需給がひっ迫しているため、節電に協力してほしい」というニュースを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
これは電力の需給バランスが崩れることで発生する「大規模停電(ブラックアウト)」に備えるための報道です。
そもそも電気を安定供給するためには、発電量(供給)と消費量(需要)が、「同じ時間」に「同じ量」になっていなければなりません。しかし、大規模災害後のように発電量が減ってしまうタイミングや、冷暖房による電力消費量が急増する真夏・真冬には、需給バランスが崩れてしまいやすいのです。
そのため発電量に見合うよう、電力需要を抑えるような要請が出されることがあります。日頃から節電に取り組んでいれば、このような電力需給のバランスにも協力しやすいでしょう。
家庭、企業で簡単にできる節電方法
それでは家庭・企業で共通の節電方法を、7つ紹介します。
- エアコンのフィルターをきれいにする
- エアコンの室外機の通気口が塞がれていないか確認する
- エアコンの設定温度を工夫する
- 照明をLEDに切り替え、こまめに消す
- パソコンを省エネモードにする
- スマートフォンの使い方を工夫する
- 使わない電化製品の待機電力を抑える
エアコンのフィルターをきれいにする
エアコンを使い続けていると、フィルターにホコリが溜まってしまいます。しかし、フィルターがホコリで目詰まりしていると負荷がかかり、消費電力が増大してしまうのです。
そのため定期的に、フィルターのホコリを取り除くようにしてみてください。節電になるだけではなく、カビや悪臭を防ぐ効果も期待できます。
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エアコンの室外機の通気口が塞がれていないか確認する
エアコンの室外機の通気口の周囲に障害物が置かれていると、やはり負荷がかかり、消費電力が増えやすいです。
鉢植えや荷物を置いてしまっている場合は、少なくとも室外機から10〜20cm程度離すようにしてみてください。もし室外機に直射日光が当たっている場合、すだれなどで日陰を作ると、より負荷を下げられます。
エアコンの設定温度を工夫する
屋内と屋外の気温差が大きすぎると、エアコンにかかる負荷が大きくなります。そのため快適さと節電を両立するためには、室温が夏場は28℃程度、冬場は20℃程度になるように設定することが大切です。
なお、扇風機やサーキュレーターを併用して室内の空気を効率よく循環させると、室温のムラがなくなり、エアコンの設定温度を加減しても快適に過ごせます。
参考:環境省|エアコンの使い方について
照明をLEDに切り替え、こまめに消す
白熱電球・蛍光灯に比べて消費電力が少ないLED照明に切り替えるのも、節電対策としておすすめです。LED照明のほうが寿命も長いため、電気代だけではなく交換コストを削減する効果も期待できます。
また、基本的な節電術として、必要ない照明はこまめに消すようにしましょう。
パソコンを省エネモードにする
パソコンに節電できるモードが実装されている場合は、省エネモードにするのも、すぐにできる節電方法として有効です。
その他の節電方法としては、パソコン画面の明るさを暗めに調整し、こまめに電源をオフにして、待機電力を削減してみてください。
なお、プリンタやWi-Fiルーターなど、パソコンの周辺機器についても、必要のないときは電源を落としてみてください。
スマートフォンの使い方を工夫する
スマートフォンや周辺機器の使い方にも、見直すべきポイントがあるかもしれません。
たとえばスマートフォン本体については、画面の明るさを暗くしたり、外出先でWi-Fi機能をオフにしたり、バックグラウンドでのデータ通信を最低限に絞ったりすることで、消費電力を抑えられます。
また、スマートフォンの充電器をコンセントに挿しっぱなしにしておくと、待機電力がかかり続けます。充電するときだけ差し込み、終わったらコンセントから抜いておきましょう。
使わない電化製品の待機電力を抑える
ほとんどの電化製品は、たとえオフ状態・待機モードであっても、プラグがコンセントに接続されている限り少量の電気を消費し続けます。それが待機電力です。
そのため一歩進んだ節電術としては、ただ電源をオフにするだけではなく、必要のないときは電源プラグを抜いたり、必要に応じて電源タップを導入したりしてみてください。
待機電力(待機時消費電力)とは?定義や測定方法・節約方法をご紹介!【住宅・法人】
家庭で簡単にできる節電方法
つづいて、家庭(住宅)ならではの節電方法を4つ見ていきましょう。
- ライフスタイルを見直す
- 冷蔵庫の設置場所・開閉に配慮する
- テレビ画面の明るさを下げる
- 洗濯機・乾燥機の使用頻度に配慮する
ライフスタイルを見直す
家庭で節電を進めるためには、ライフスタイルを見直すのが効果的です。
たとえばオール電化住宅の場合、追い焚きや保温機能の使用を最小限に抑えるために、家族がお風呂に入るタイミングをなるべく合わせてみてください。
また、食事についても、一食で食べ切れる量だけお米を炊くようにしたり、食べきれなかった分を冷凍保存したりすることで、炊飯器の保温機能を使わずに済むため節電になります。
冷蔵庫の設置場所・開閉に配慮する
24時間365日稼働し続ける冷蔵庫も、工夫すれば節電できます。
たとえば設置場所は、壁から適度に離して放熱スペースを確保し、勝手口や窓から直射日光などが当たらないよう注意してみてください。
また、冷蔵庫内に食品を詰め込みすぎると消費電力が増えてしまうため、常に整理しておきましょう。庫内温度を上げないために、素早く開閉することも大切です。
テレビ画面の明るさを下げる
テレビについても、画面の明るさを下げれば節電効果が見込めます。また、テレビを見ていないときは電源を消し、長時間使わないならコンセントから抜いておきましょう。
洗濯機・乾燥機の使用頻度に配慮する
洗濯機・乾燥機は消費電力の大きい電化製品であるため、使用頻度にご配慮ください。
まとめ洗いが最も効果的ですが、洗濯物を溜めるのが気になる場合は、汚れ具合に見合った洗濯コースを選んだり、洗濯する時間帯を見直したりすることで、節電効果が期待できます。
企業で簡単にできる節電方法
企業だからこそできる節電方法も存在します。代表例を3つご紹介しますので、ぜひご参考になさってください。
- 残業時間を減らす
- 省エネ設備へ切り替える
- クールビズ・ウォームビズを導入する
残業時間を減らす
夜間に働く時間を減らせば、それだけ照明を使わずに済むため、節電効果が期待できます。また、残業代も減らせるため、さらなる経費削減につながることもメリットです。
企業の経費削減アイデア《18選》エネルギー・オフィス・オペレーションの観点からご紹介【法人】
省エネ設備へ切り替える
初期投資が必要になるものの、古い設備は省エネ設備へ切り替えるのも有効です。
省エネ設備・機器への切り替えに使える補助金もあるため、ぜひ検討してみてください(年度ごとに補助上限が決まっているため、切り替え時期は要確認です)。
参考:一般社団法人環境共創イニシアチブ|省エネ設備への更新支援(省エネ・非化石転換補助金)
クールビズ・ウォームビズを導入する
電化製品ではなく服装で体温を調整する「クールビズ」「ウォームビズ」の導入も、すぐにできる節電方法の一つです。
夏場のエアコン設定温度が28℃程度では暑いと感じる方もいるかもしれませんが、ノーネクタイ・ノージャケットなら、比較的快適に過ごせるでしょう。
また、重ね着やひざ掛けを活用すれば、暖房によって電力を消費しやすい冬場でも節電できます。
参考:環境省|適切な室温管理について(クールビズ)、令和元年度「ウォームビズ」について
電気代をさらに下げる方法
さて、ここまで節電術をいくつか紹介してきましたが、さらに電気代を下げる方法としては、次の3つが挙げられます。
- 複数社を比較して最適プランを探す【住宅・法人】
- デマンド監視とピークシフトに取り組む【法人】
- 太陽光発電の導入を検討する【住宅・法人】
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
複数社を比較して最適プランを探す【住宅・法人】
2016年4月に電気小売業が全面自由化され、今ではさまざまな事業者が、さまざまな料金プランを展開しています。そのため複数社を比較して、最もお得なプランを選べば、より電気代の削減効果が高まるのです。
電力会社を選ぶポイントや、切替方法については、下記の記事をご覧ください。
電力自由化とは?メリット・デメリットや電力会社の切替方法について解説!【住宅・法人】
デマンド監視とピークシフトに取り組む【法人】
記事前半で紹介したとおり、法人の電力契約の基本料金は、毎月の使用電力の上限(電力使用規模)によって決まります。
この「電力をどのくらい必要としているか」は「最大デマンド」といい、法人の電力料金を大きく左右しているのです。
そのため法人が電力料金を削減したい場合、自社の電力需要を監視し、必要に応じて最大デマンドを引き下げなければなりません。
デマンドとはどういう意味?電力料金との関係性を解説!【法人】
そしてデマンドの引き下げに効果的なのが、ピークシフトです。たとえば電力需要が増える昼間ではなく、夜間など電力需要の少ない時間帯に生産計画をずらせば、基本料金を下げられることもあります。
なお、使用電力量が少ない時間帯に蓄電池に電気を貯め、電力需要ピーク時に蓄電池から放電すれば、生産計画をずらさずにピークシフトすることも可能です。
産業用蓄電池の特徴とは?太陽光発電と併用時のデメリットや補助金情報を紹介
太陽光発電の導入を検討する【住宅・法人】
快適な暮らしや企業活動を考えると、節電できる電力量にも限界があります。しかし、節電しきれない電力需要は、太陽光発電でカバーすることも可能です。
自家消費型の太陽光発電を導入すれば、電力会社からの購入量を減らせるため、電気代を大幅に削減できる可能性もあります。節電活動を続ければ、必要な電力のすべてを自家発電でまかなえるかもしれません。
自家消費型の太陽光発電とは?仕組みや導入メリット、注意点
節電しきれない電力需要は太陽光発電でカバー!
節電」することには、電気代の削減のみならず、環境保護・電力需給バランスへの貢献など、多くのメリットがあります。
さまざまな節電術がありますが、ぜひこの記事で紹介した方法の中で、取り組みやすいと感じるものから試してみてください。
また、節電しきれない電力需要は、太陽光発電を導入することでカバーできます。太陽光発電を設置するとなると、それだけで多額の初期費用がかかると思うかもしれません。しかし、PPA(電力購入契約|Power Purchase Agreement)という仕組みを活用すれば、初期費用0円で太陽光発電を導入できます。
京セラは家庭向けPPAとしてエネルギーシステム定額サービス 「ハウスマイルe」 を、企業向けPPAとして 「産業用電力サービス事業(PPA)」 を提供しているため、設置コストを抑えて太陽光発電を導入したいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。
- ●「HOUSmile(ロゴ)」は京セラ株式会社の登録商標です。
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