ファインセラミックス
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ファインコージライト製 低熱膨張ミラー

高い剛性により薄型化と軽量化を実現
低熱膨張セラミックミラー

ファインコージライト®を低熱膨張ミラーに採用することで、以下のようなメリットが期待できます。

· 熱膨張率の低い緻密体コージライト採用により、温度変化に伴う変形を抑制。
· 高い剛性による薄型と複雑リブ形状加工により、低熱膨張ガラスと比較して約1/3まで軽量化が可能。※京セラ試算
· 高い剛性により構造部品としても使用可能。ミラーユニット全体を単一コージライトで作成することでアサーマルデザイン(高い温度安定性)も実現。
・切削加工性に優れ複雑形状でも高い生産性を実現、製作期間の短縮化を実現。

キーワード:
高剛性
低熱膨張

製品データ

材質

コージライト 
※当社が天文・宇宙向けに開発した高機能コージライトは、ファインコージライト®の商標で展開しております。

特殊加工 リブ構造による軽量化が可能

※セラミック部品のご提供に加えて、ご要望に応じて精密研磨 ・ ミラー加工も可能です。お気軽にご相談ください。
※「ファインコージライト」「Fine Cordierite」は京セラ株式会社の登録商標です。詳細はこちらからご覧ください。
https://www.kyocera.co.jp/intellectual-property/news/2025/11-20-196.html

FineCordierite_basic_color_black_RGB.png

特長

ファインコージライトの5つの特徴

ファインコージライトは、特に室温において低熱膨張の材料です

低熱膨張率の棒グラフ

ファインコージライトの温度依存性グラフ

ファインコージライトは低熱膨張ガラスと比べてヤング率が高いため、自重によるたわみを軽減します

ヤング率の棒グラフ

ファインコージライトは軽量でありながら、ヤング率にも優れます

低熱膨張を意識した他材料との比較グラフ

さらに、高い剛性による薄型と複雑形状加工により、低熱膨張ガラスと比較して約1/3まで軽量化が可能です

ファインコージライトは長時間の使用でも高い寸法安定性があります

時間経過による寸法変化量のグラフファインコージライトは低熱膨張ガラスに比べ、熱伝導率が高いです熱伝導率の棒グラフファインコージライトは軽量高強度でありながら、熱に安定な物質です

低熱膨張を意識した他材料との材料グラフ・縦軸:Specific Stiffness(ヤング率/密度)
 密度に対するヤング率の高さ。値が高いほど、軽量でありながら剛性が高いことを示す。
・横軸:Thermal Stability(熱伝導率/線膨張係数)
 熱伝導率を線膨張係数で割った値。値が高いほど、膨張しにくく熱が素早く均一になることを示す。

ミラー仕様

加工対応

加工対応(形状・コーティング)

ミラー加工例

対応可能サイズ

Φ1000 mmを超える大型品の製造実績があります。
また、ユニット全体をコージライト材料で作成できるため、周囲環境の熱的変化に強いアサーマルデザインでの設計が可能です。

ファインコージライトで作られた大型品やアサーマルデザインの製品実例

表面粗さ/平面度

表面粗さと平面度

材料特性表

材料特性表

本ページの値はテストピースの測定による参考値であり、特性値は製品の形状や使用条件により異なる場合があります(京セラ調べ)。
ファインコージライト®以外の材料の数値は各社公表カタログデータを参照しております。

用途例

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