京セラは、CCD/CMOSイメージセンサ用に、セラミックパッケージと光学コート付きガラスリッドを提供しており、 パッケージに合わせたリッドをご提案することができます。
詳しくは以下のページをご覧ください。
特長
パッケージに合わせてリッドをご提案することができます。
ワンストップ対応によりお客様の設計負荷低減が可能ですので、まとめてご相談ください。
イメージセンサとは
イメージセンサはカメラのレンズから入った光を電気信号に変換する半導体のことを指します。「電子の眼」と例えられることもあり、人間でいうと目の網膜のような役割をしています。
イメージセンサの構造と仕組み
構造
イメージセンサは多数の受光素子の集合体であり、下記のように、マイクロレンズ、カラーフィルタ、フォトダイオードの3層によって構成されています。

仕組み
マイクロレンズを通った光がカラーフィルタを介して光が色ごとに分離され、フォトダイオードを通ることで、電気信号へと変換されます。イメージセンサの種類
「CCDイメージセンサ」と「CMOSイメージセンサ」の2種類に大別され、製造プロセスや信号の読出し方法などが異なります。CCDイメージセンサとCMOSイメージセンサの違い
CCDイメージセンサ(Charge Coupled Device)はフォトダイオードを通じて光から変換された電荷を蓄積し、その電荷を隣同士の素子が受け渡すことでバケツリレーのように移動させ、その後増幅器で電荷を電圧に変換し転送する仕組みです。
CMOSイメージセンサ(Complementary Metal Oxide Semiconductor)は各素子に増幅器が付いている点でCCDイメージセンサと異なっており、フォトダイオードを通じて光から変換・蓄積された電荷を都度、増幅器で電圧に変換し、スイッチのON/OFFによって転送する仕組みです。
CCDイメージセンサとCMOSイメージセンサ それぞれのメリットデメリット
CCDイメージセンサがバケツリレー方式で電荷を転送して、後で電圧に変換するのに対し、CMOSイメージセンサは電荷を都度電圧へと変換しその後スイッチのON/ OFFによって必要な電圧だけを転送できるため、転送の速度を速めることができます。

従来はデジタルカメラなどでCCDイメージセンサの活用が主流となっていましたが、昨今ではスマートフォンなどの急速な普及を背景にCMOSイメージセンサの技術開発が加速しています。技術開発によって改良されたCMOSイメージセンサは、価格や消費電力、処理速度の観点から市場の需要が高まり、最近ではCMOSイメージセンサの活用が主流となってきています。
イメージセンサの用途



