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クレイ型リチウムイオン蓄電池

技術×未来創造クレイ型
リチウムイオン蓄電池搭載
「エネレッツァ」
日本語(本編)【2分5秒】

注目ポイント

従来のリチウムイオン蓄電池と異なる構造で、電極に独自開発の電解液を練り込んで粘土状にする技術を確立し、世界初※1クレイ型リチウムイオン蓄電池の開発に成功。これにより、可燃性である液状の電解液では電池が変形すると液漏れを起こし燃えやすいという課題に対し、電解液をはじめから練りこんだ電極とすることで安全性を高め、同時に従来型の約1.5倍※2の長寿命を実現しました。

安心安全の新設計

電極にはリン酸鉄リチウムを使い、セパレータと外装フィルムで正極と負極を完全に分離するユニットセル構造を採用。
粘土状にすることで、万が一大きく変形しても内部ショートが起きにくい安全設計を可能にしました。

従来型の1.5倍※2の長寿命

独自開発の電解液を練り込んで、バインダーレスの電極材料にしたことで、高性能で幅広い動作温度に対応。従来型の約1.5倍※2の長寿命を実現しました。

高度な量産化技術

クレイ型厚塗り電極の実現には高度な量産化技術が要求されます。長年、京セラが培ってきた高精度な材料、成形など、ファインセラミックスの製造技術を活かし、量産化に成功しました。

太陽光発電との連携

天候の影響をうけやすく不安定な再生可能エネルギー。世界共通の課題を解決するために、太陽光で創った電気を蓄えることができるこの新しい技術が、再生可能エネルギーの安定供給を実現していきます。

※1 クレイ型蓄電池として(2021年3月京セラ調べ)
※2 当社EGS-ML0650/EGS-LM0320との比較

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日本語ショート版【15秒】
英語版【2分5秒】