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ファインセラミックスは、最先端技術の進歩発展を支える高機能材料です。

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ファインセラミックス用語 150

ダイヤモンドライクカーボン

ダイヤモンドに比較して硬度が低く、透光性がなく、電気抵抗は低い。わずかに導電性を担うπ電子がある。炭化水素と水素(H2)、アルゴン(Ar)、などの低圧プラズマCVD法によって作る。主に切削工具の表面処理に用いられている耐摩材。

多孔質セラミックス

気孔率が大きいセラミックス。閉気孔を含むものは断熱材や軽量骨材などとして用いられ、開気孔を含むものは吸着材、触媒担体、フィルタなどに用いられる。

炭化けい素

化学式SiCで示す化合物。共有結合性が高く約2830℃で分解。密度3.22g/cm3、熱膨張係数は4.5×10-6/K。高熱伝導性と良好な耐摩耗性を示す。半導体を利用して発熱体やバリスタに利用される。また、メカニカルシール、耐火物などに利用される。高強度の構造用部品を対象にも開発が進行中。またシリコンウェーハの熱処理用ジグとしても利用。

炭化タングステン

化学式WCで示す化合物。立方晶系で密度15.50g/cm3と重く、モース硬度9の硬い物質。高硬度で優れた耐摩耗性を示し、切削工具材として利用する。タングステンカーバイト-コバルト(WC-Co)系が主成分の焼結体を超硬合金と呼ぶ。

炭化チタン

化学式TiCで示す化合物。立方晶系で密度4.94g/cm3、モース硬度が8~9の硬質物質。優れた耐摩耗性を示し、切削工具材として利用。通常、TiC-Ni-Mo系や、WC-TiC-Co系の焼結体として用いられることが多く、サーメットの代表である。

タンタル酸リチウム

LiTaO3の組成をもつニオブ酸リチウム(LiNbO3)型構造(三方晶系)の強誘電性の化合物。単結晶はレーザ用非線形光学材料、ピエゾ素子、表面波フィルタなどに用いる。

チタニア

二酸化チタンTiO2のことで、化学種の名称である。単成分では3種の変態があるが、ルチル型構造のルチルの形で生成することが多い。屈折率が高く、単結晶は融点1640℃、密度4.3g/cm3で、宝石として使われ、粉末は、白色顔料、焼成品は、誘電体として使用される。

チタン酸カリウム

一般式K2O·nTiO2(n=2,4,6,8)で示される化合物。特に六チタン酸カリウム(K2Ti6O13)はウィスカとして耐熱性や補強性に優れプラスチックの強化材として応用されている。

チタン酸バリウム

化学式をBaTiO3で表される、ペロブスカイト型構造の化合物。キュリー点120℃付近で急に誘電率が高くなり10000を超える。コンデンサ材料及び圧電材料として利用する。

窒化アルミニウム

化学式AlNで示す化合物。六方晶系、ウルツ鉱型構造で、密度は、3.26g/cm3。2200℃前後で分解する。熱伝導率が高く電気絶縁性に優れる。IC、LSIの基板、パッケージやヒートシンクに適用。ち密化には酸化イットリウム(Y2O3)、酸化カルシウム(CaO)などの焼結助剤を使用する。

窒化けい素

化学式Si3N4で示す化合物。α型とβ型の2相が存在する。共有結合性が高く1気圧下では約1900℃で分解する。密度3.19g/cm3、熱膨張係数3×10-6/K前後。酸化イットリウム-アルミナ(Y2O3-Al2O3)を加えた焼結体は強度とじん(靱)性に優れる。エンジン部品などの構造用材料として利用。

窒化チタン

化学式TiN、密度5.4g/cm3、立方晶で融点が2950℃の硬質化合物。サーメット工具に分散したり、超硬合金の上に被覆して用いる。黄金色を呈するので装飾用にも使用。

電子伝導セラミックス

電荷の担体が電子である導電性セラミックス。電子伝導セラミックスには半導体的特性を示すものと金属的特性を示すもの及び超伝導特性を示すものがある。

透光性セラミックス

光の内部散乱のため透視性はないが、光の吸収が少なく透過性がよいセラミックス。アルミナやPLZT、イットリア-トリア、スピネルなどの酸化物系のほか、窒化物、炭化物及び硫化物系セラミックスにも透光性をもつものがある。

ファインセラミックス用語辞典は、日本規格協会発行のJIS R 1600:1998ファインセラミックス関連用語より抜粋し掲載しています。JISに関しては、書店または一般財団法人 日本規格協会へお問合せください。

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