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ファインセラミックスは、最先端技術の進歩発展を支える高機能材料です。

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ファインセラミックス用語 150

ファインセラミックス

目的の機能を十分に発現させるため、化学組成、微細組織、形状及び製造工程を精密に制御して製造したもので、主として非金属の無機物質から成るセラミックス。

破壊エネルギー

材料が破壊するまでに消費される単位破壊断面積当たりのエネルギー(J/m2)。通常、長繊維強化複合材料の破壊現象の評価に用いられ、値が大きいほど構造材として優れているとされる。

破壊じん(靭)性

材料のき裂進展開始に対する抵抗値を示す値。材料が全体として弾性変形挙動を示す場合には、不安定破壊発生の臨界条件は、き裂先端近傍の応力場における応力拡大係数の大きさで決まると考えられる。その臨界値を臨界応力拡大係数という。モードIの応力条件のときの臨界応力拡大係数は記号KICで表され、これを平面ひずみ破壊じん(靭)性という。(JIS R 1607及びJIS R 1617参照)

引張強さ

引張荷重下で、引張試験片の破断に至るまでに加わった最大引張応力。通常、最大荷重を試験前の試験片の元の断面積で除した値で示す。(試験方法は、JIS R 1606参照)

比誘電率

誘電体を挟む電極板に電界Eを印加するとき、電束密度DとEとの比(ε=D/E)を誘電率と呼び真空中の誘電率をε0としたとき、誘電体の比誘電率εr=ε/ε0で表される。JIS R 1627参照。

表面粗さ

物体の表面の凹凸の程度を示す尺度。表示方法としては最大高さ、十点平均粗さ、中心線平均粗さ及び二乗平均粗さがある。

平均粒子径

粉体を構成する多数の粒子群を代表する粒子の大きさ。

ポアソン比

等方性材料の弾性率の一種。長い棒の引張試験において横ひずみと縦ひずみの比の絶対値として定義される。ポアソン比は0~0.5までの値をとる。(JIS R 1602参照)

ファインセラミックス用語辞典は、日本規格協会発行のJIS R 1600:1998ファインセラミックス関連用語より抜粋し掲載しています。JISに関しては、書店または一般財団法人 日本規格協会へお問合せください。

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