耐食性
酸、アルカリ、ハロゲン、高温ガス、溶融塩、溶融金属などの化学反応によって生じる材料劣化現象に対する耐性。(JIS R 1614参照)
耐熱衝撃性
物体が急激な加熱又は冷却によって激しい温度変化にされされ急激な熱応力が発生する現象を熱衝撃といい、このとき耐え得る最大許容温度差ΔTcや熱衝撃抵抗係数によって耐熱衝撃性を表す。熱衝撃抵抗係数には熱衝撃破壊抵抗係数と熱衝撃損傷抵抗係数とがある。(JIS R 1615参照)
弾性率
材料に応力が負荷されると、その応答としてひずみが発生する。応力とひずみの関係が可逆的であるとき材料は弾性状態にあるといい、両者の関係が線形であるとき、その比を一般的に弾性率という。(JIS R 1602参照)
透光性
物質を光が透過して他面から出ること。透視性は必要ない。透光性は直線透過率、拡散透過率、全透過率などの測定によって評価される。透光性セラミックスは気孔、クラック、介在物を排除したち密な微細構造制御によってつくられる。光学異方性のない結晶性物質の方が優れた透光性を示す。
透磁率
磁束密度(B)と磁界(H)の比(μ=B/H)。磁性体の磁気特性を示す量で、一般に初透磁率と最大透磁率が用いられる。