一般的にファインセラミックスは電気を通さない絶縁体ですが、温度や電圧を加えることによって電気を通す導電性をもつ「半導体セラミックス」もあります。
用途 : 温度センサー、温度測定器、固体酸化物型燃料電池(SOFC)
導電性とは電気を通す性質のことです。一般的にファインセラミックスは絶縁体ですが、電気を通す「半導体セラミックス」もあります。
例えば、温度を上げると抵抗が下がり、電気が流れやすくなる性質を利用したサーミスタは、温度の変化を監視するセンサや電化製品の過熱を防止する装置などに使われています。また、電圧が高くなると抵抗が下がる性質を持つバリスタは、電子回路に必要以上の電圧がかかるのを防ぐ回路などに使われています。