THE NEW VALUE FRONTIER

知的財産の保護

基本方針

京セラグループは、自社の研究開発の成果を知的財産として保護し、この知的財産を活用して事業を伸ばすとともに、他者の知的財産を尊重することを基本方針としています。

知的財産保護の管理体制

京セラでは、知的財産管理指針を制定するとともに、知的財産の権利化と維持管理、知的財産のライセンス交渉などを円滑に行うため、主要拠点にリエゾンと呼ばれる知的財産担当者をおき、知的財産部門と連携しながらより事業に密着した知的財産の保護・活用に努めています。また、米国、 欧州、 中国、 日本の各国で特許取得について、協力を受けている特許事務所と、京セラグループ各社の知的財産担当者が一堂に会して議論する「グローバルパートナー会議」を定期的に開催しています(現在はコロナ禍のため中断)。この会議では、具体的な事例にもとづいて、特許取得のノウハウから知財戦略の共有まで幅広く議論を行い、ガイドラインの策定や情報共有の改善を進めています。
更に、京セラグループが保有する知的財産を積極的に活用し、世界各国で生じる知財リスクを未然に防ぐための活動をしています。その一つとして、世界を5つの地域(米州、欧州、中国、アジアパシフィック、日韓)に分け、それぞれの地域におけるグループ各社の連携や情報共有を促進する「グローバル法務知財 5 極体制」を展開しています。

画像:グローバルパートナー会議
グローバルパートナー会議

特許保有件数

画像:特許保有件数
特許保有件数

多様化する市場への技術的な提案力を高く維持するべく、京セラでは多角化経営を展開しながら国内外・多分野で特許取得をしています。京セラグループは、年々国内・海外とも保有特許件数は増加傾向にあり、知的財産の強化に努めています。


【グラフの算出条件】
2021 年を除き、毎年 12 月末時点での京セラグループの全保有特許数(登録済/審査中/出願中)。2021 年 8 月末時点での京セラグループ参加企業については、2017年から京セラグループとして算出。

知的財産の活用

京セラグループでは、知的財産の活用にも積極的に取り組んでおり、その一環として「京セラグループ知的財産サイト」を設けています。このサイトでは京セラが保有する独自技術の一部を簡単に紹介し、興味を持っていただいた企業様とのビジネス機会の創出に努めており、実際に協業へと発展したケースがあります。

画像:京セラグループ知的財産グループ
京セラグループ知的財産サイト

模倣品に対する取り組み

京セラグループでは、模倣品の被害からお客様を守り、安心して製品をお使いいただけるよう、世界各国でさまざまな取り組みを行っています。世界中の通販サイトあるいは流通現場において模倣品の監視調査を実施しています。模倣品を販売する業者に対しては、警告や行政摘発を行い、今後模倣品を取り扱わない旨の誓約を求めるとともに在庫の破棄、仕入先の開示などを要請し、模倣品の流通拡大を防止しています。また、トナーコンテナなど一部の製品については、真がん判定用ホログラムシールを採用し、純正品と模倣品を判別しやすくするなどの改善を行っています。

画像:セラミックナイフ模倣品
セラミックナイフ模倣品