労働衛生・健康づくりの取り組み
京セラグループでは、すべての従業員が健康への意識を高め、心身の健康を維持できるよう、さまざまな取り組みを展開しています。
総合的な健康増進活動(トータル・ヘルスプロモーション・プラン)の取り組み
京セラグループでは、従業員の心身の健康を維持・増進し、従業員に健康で良かったと感じてもらうこと、会社としての生産性を向上させ活気ある集団にすることを目的に、社長を最高責任者とし、総務人事担当部門が中心となり、THPを展開しています。「京セラグループ健康経営宣言」の下、食事対策・運動対策・禁煙対策・メンタルヘルス対策などの健康増進活動を継続的に実施し、社員一人ひとりがいきいきと働くことができる健康経営優良企業を目指します。
京セラグループ健康経営宣言
京セラグループでは、創業当初より、「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」を経営理念に掲げ、経営を行って参りました。
この経営理念を実現するためには、従業員の心身の健康が、必要不可欠であることから、京セラグループとして、総合的な健康増進活動(トータル・ヘルスプロモーション・プラン)に取り組み、「健康経営」を実践して参ります。
そして、全ての従業員が、健康に働くことができる喜びを感じるとともに、一人ひとりが、持てる力を最大限に発揮し、明るく、活力溢れる集団であり続けることを目指します。
2018年7月3日
京セラ株式会社 代表取締役社長
谷本 秀夫
総合的な健康増進活動における目標
課題
従業員の心身の健康の向上を目指していくにあたり、「健康診断における有所見率の増加」や、「喫煙による喫煙者自身の健康障害・非喫煙者の健康被害」が課題として挙げられます。
これら課題に対して、目標として下記を設定しています。
目標 |
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2023年度実績 |
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健康リスクが高い社員の病院受診率:各拠点の対象者数及び受診者数を集計。
喫煙率:各拠点の健康診断時の問診票により受診者数を集計。
京セラグループ健康増進組織
49名以下の拠点は、他の工場・事業所の部署として健康増進活動を実施。
本部事務局・拠点事務局は、環境安全部門が、主管する。
関連会社は、個別に主管部門を決める。
取り組み事例
THPにおける主な取り組み内容
- 食事対策・・・食堂メニューのヘルシー化、売店・自動販売機での特定保健用食品・無糖商品の販売強化、正しい食事に関する啓発活動など
- 運動対策・・・2up3down運動の推進、運動習慣を身に付けるための啓発活動など
- 受動喫煙防止対策・禁煙推進対策・・・敷地内全面禁煙(2021年3月完了)、禁煙マラソン・禁煙DAY/WEEK等の展開、喫煙者に対する啓発活動および禁煙外来の推進、禁煙外来に対する受診補助(会社と健康保険組合が負担)など
- メンタルヘルス対策・・・責任者を対象としたメンタルヘルス教育の充実化
ストレスチェック受診勧奨(2022年度受診率:97.5%) - 健康管理体制の強化・・・産業医・メンタル専門嘱託医、保健師、看護師の増員など
- その他・・・京セラグループ健康増進月間(毎年9月)
※ 取り組みの一環として実施した教育コンテンツ延べ視聴回数:4,916回(2023年度)
健康経営優良法人認定
京セラは、従業員の健康対策を進め、2024年度より健康経営優良法人に認定されています。
健康経営優良法人認定制度とは、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから評価を受けることができる環境を整備することを目的に、2016年度に経済産業省が創設した制度です。