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社会福祉活動

障がい者アート作品タペストリーの制作・展示

2022年より、京セラ本社ビルにある社員食堂にて、障がいのある作家のアート画像を使用したタペストリーを展示しています。 これらのタペストリーは、京都障害者文化芸術推進機構が進めるプロジェクト「アートと障害のアーカイブ・京都」で公開されている、障がい者アート作品の画像を作家から購入し、京セラにて制作したものです。このプロジェクトは、ウェブサイトなどを通じて幅広くその活動を発信し、作品の活用機会の拡大を図ることを目的としています。 また、制作したタペストリーを京都府制作のタペストリーと合わせて、年に1回京セラギャラリーで展示しています。

画像:京セラ本社 社員食堂内展示風景
京セラ本社 社員食堂内展示風景
画像:京セラギャラリー展示風景(2022年)
京セラギャラリー展示風景(2022年)

幼児から高校生までのアート作品の展示

社会福祉法人京都府母子寡婦福祉連合会(以下、母子連)とともに、京都府後援のもと、京都市を除く京都府在住の母子連の会員および入会を希望するひとり親家庭の子ども(幼児、小学生、中学生、高校生)を対象に、「大好き」というテーマで絵画作品を募集し、京セラギャラリーで展示しました。 展示作品を審査の上、京都府知事賞、京都府母子寡婦福祉連合会会長賞、京セラ賞などを決定し、上位10名を対象にした表彰式を京セラ本社にて行いました。

画像:京セラギャラリー展示風景
京セラギャラリー展示風景
画像:表彰式
表彰式

「伏見区こども京育食堂」の運営

京セラは、本社が所在する京都市伏見区において、地域の子どもたちへの食事提供とコミュニケーションの機会を創出するため、2023年5月より「伏見区こども京育食堂」の運営を行っています。地元の2つの小学校の児童約1,000人が対象で事前登録することで約20カ所の飲食店(こども食堂参加店)にて1日1回専用オリジナルメニューの食事の提供を受けることができます。 また、京セラと京都文教大学(京都府宇治市)は、未来を担う子どもたちを持続的に健全に育むことが何よりも社会の将来にとって大切であるとの想いから地域の商店街と連携し、食事の提供や子どもの見守りを行っています。その他にも京都文教大学による子どもや保護者へ学びや交流の場の提供を行い、子育て支援に取り組んでいます。

画像:こども京育食堂での飲食風景
こども京育食堂での飲食風景

児童養護施設の児童を対象とした食育ミニ料理教室の開催

京都府・市ならびに京セラグループのホテル日航プリンセス京都と共に京都府内の児童養護施設の子どもたちを対象として食育ミニ料理教室を実施しています。 この取り組みは、子どもたちにとって「食」が命を育むうえで、どれほど重要かを学ぶ機会を提供するとともに、将来の自立に向けて夢や希望を持つきっかけづくりになればとの想いから、3者協働で開催しています。 ホテルの一流シェフによる食育の授業や子どもたちがシェフになりきって行うミニ料理教室、テーブルマナー講師による説明や実演、そして京都の地元食材を活かした地産地消のランチの提供など、食の重要性から料理を作る喜びや達成感まで、さまざまなことを学ぶことが出来るプログラムとなっています。

画像:総料理長による食育の授業
総料理長による食育の授業
画像:ミニ料理教室の風景
ミニ料理教室の風景

福祉施設等で作られた「授産製品」の社内特別販売会

京セラでは、京都市が推進する「はあと・フレンズプロジェクト」を支援するために、京セラ本社内で販売会を年2回開催しています。 「はあと・フレンズプロジェクト」は障がいのある方が関わって作った「ほっとはあと製品」の販売などを通じて、障がいのある方の工賃向上や障がいの理解の促進に取り組むプロジェクトです。 京都市内のアンテナショップにて、京都市内の障がい福祉サービス施設で作られたお菓子や雑貨、ポストカードなどの販売を行っています。

画像:社内販売会の様子
社内販売会の様子
画像:雑貨等の展示ラインナップ
雑貨等の展示ラインナップ

「ピンクリボン運動」に協力

乳がんの早期発見、早期検診を推進する「ピンクリボン運動」の趣旨に賛同し、2008年よりピンク色のセラミックキッチン用品の売上の一部を寄付しています。この活動を通して、多くの人々の健康的な生活を応援しています。

画像:ピンクリボン運動を応援するセラミックキッチン用品
ピンクリボン運動を応援するセラミックキッチン用品

地域の子どもたちや団体への奉仕活動

韓国京セラ精工株式会社では、1999年度より、障がいのある子どもたちや一人暮らしのお年寄りなどを対象に奉仕活動を行っています。約400名の社員がグループに分かれ、社員から寄付された食糧や日用品を届けたり、清掃などのボランティアを実施しています。また、クリスマスには社員が準備したプレゼントを寄贈するなど、一人暮らしの高齢者を対象に料理を提供するボランティアも行っています。

画像:一人暮らしのお年寄りへのプレゼントを用意する社員
一人暮らしのお年寄りへのプレゼントを用意する社員
画像:料理を提供する社員とその子供たち
料理を提供するボランティアに参加した

社員と社員の子供たち

がん患者を支援するチャリティイベントに協力

オーストラリアのKYOCERA Document Solutions Australia Pty.Ltd.は、がん患者への金銭的支援や、がん治療の研究資金を募ることを目的とするチャリティイベント「Australia's Biggest Morning Tea」に協力しています。社員から提供された品物の販売や、茶話会を開いて集めた寄付金をオーストラリアがん評議会に寄託しています。

画像:「Australia's Biggest Morning Tea」に参加する社員たち
「Australia's Biggest Morning Tea」に参加する社員たち
画像:「Australia's Biggest Morning Tea」の様子
「Australia's Biggest Morning Tea」の様子

子どもたちにクリスマスギフトを寄贈

米国のKYOCERA Document Solutions America, Inc. とKYOCERA SLD Laser, Inc. では、米国海兵隊を中心として実施する、地域のハンディキャップのある子どもたちにおもちゃを寄贈する活動「Toys-for-Tots」に2006 年より参加しています。社員から集まったおもちゃはクリスマスギフトとして役立てられています。

画像:寄贈したおもちゃと社員
寄贈したおもちゃと社員

フードバンク活動に協力

米国のKYOCERA SLD Laser, Inc.では、食糧難に直面している人々のためにフードバンクへ食料品の寄付を行いました。また、食料品の寄付をする際に、社員がボランティアで新鮮な野菜や缶詰を梱包する作業も行っています。

画像:フードバンクトラックの前に並ぶ社員
フードバンクトラックの前に並ぶ社員