THE NEW VALUE FRONTIER

環境保護活動

子どもたちへの環境教育支援

京セラグループ環境・エネルギー出前授業

京セラグループでは、次代を担う子どもたちが学校教育の中で環境問題やエネルギーに対して理解を深め、地球を思う心を育てられるよう、太陽光電池や蓄電池を題材とした「環境・エネルギー出前授業」を2002年度より実施しています。これまでに約13万名(2021年3月末時点)の子供たちに地球環境を大切にしていこうとするメッセージを伝えてきました。2020年度は新型コロナウイルスの影響により、授業の見送りや延期をする学校が増加し、8授業(282名)の実施となりましたが、オンライン型授業実施に向けた取り組みを行っています。また、学習指導要領の改定に伴い、新たにプログラミングを題材に加えた授業内容に見直しました。

画像:太陽電池や蓄電池の仕組みを学ぶ授業(日本)
画像:太陽電池や蓄電池の仕組みを学ぶ授業(日本)
太陽電池や蓄電池の仕組みを学ぶ授業(日本)

電気やコピーの仕組みを学ぶ理科特別授業

京セラドキュメントソリューションズ株式会社は、大阪市教育委員会が、体験型授業を通じて子どもたちが理科の面白さを知り、理科に対する関心と学習意欲が高まることを願い、企業と合同で実施している「理科特別授業」に2009年より参画しており、これまでに累計69校、約5,000名の小学生が受講しました。子どもたちは自分の描いた絵がハンドコピーできる実験の楽しさと、実際にコピー機を操作して電気が身の回りの製品に応用されていることを実感しています。

画像:京セラの展示コーナーを見学する小学生たち01
コピーのしくみを実験で学ぶ子どもたち
画像:京セラの展示コーナーを見学する小学生たち02
コピー機のしくみなどを学ぶ授業風景

環境啓発イベントに協力

オーストラリアのKYOCERA Document Solutions Australia Pty. Ltd.は、毎年恒例の 「ビジネス・クリーンアップ・デー」 に参加しました。このイベントは、オーストラリアで企業主催の清掃ボランティア活動として毎年開催されており、2003年から毎年参加しています。今後もこのイベントに参加し、美しい環境を次世代に伝えていきたいと考えています。

画像:京セラブースで学ぶ学生たち
京セラブースで学ぶ学生たち

生物多様性保全への取り組み

私たち人類の暮らしは、さまざまな自然の恵みによって成り立っています。一方で、近年、日本の国土面積の1/5にも相当する森林が、毎年世界から失われており、また、ここ数百年の人間活動の影響で、生物種の絶滅速度は1,000倍に加速したといわれるなど、生物多様性を取り巻く状況は、極めて深刻となっています。
京セラグループでは、自然環境破壊や生態系への影響を低減すること、事業所の緑化を積極的に推進すること、また、社会貢献活動へ参画、支援することなど、生物多様性の保全にかかわる取り組み方針を掲げ、積極的な活動を進めています。

「京セラの森づくり」活動を推進

京セラグループは、地球温暖化防止や生物多様性保全などの環境問題への対応、地域社会への貢献、従業員の環境意識向上を目的に、工場敷地や地域の森林を緑豊かに再生させる活動を展開しています。
活動では主に、地元の皆様と協働で、間伐や下草刈りなどを実施しています。

画像:間伐作業の様子
間伐作業の様子

京都綾部工場では、工場緑地の整備、適正管理を5ヵ年計画で行っています。初年度となる2020年度は、除草作業や植生調査、遊歩道新設に向けた除伐を実施しています。また、地域ブランド「丹波栗」の生産を支える場としても活用できるよう、綾部市監修のもと、栗林に苗木を植栽する計画です。

画像:活動の様子
活動の様子

活動実績

  活動場所 活動開始
長野県岡谷市 湊財産区(約80,000m2 2011年10月
滋賀県東近江市 滋賀蒲生工場社有林(約20,000m2 2008年6月
京都府綾部市 京都綾部工場社有林(約1,000m2 2020年4月
京都府京田辺市 甘南備山(約880,000m2 2012年11月
鹿児島県薩摩川内市 鹿児島川内工場社有林(約3,000m2) 2011年4月

ビオトープの整備

蛍の育成

鹿児島国分工場では、2009年11月より地域固有の生態系を工場内に存続させることを目的にビオトープを整備し、蛍の育成をしています。地元の蛍研究家の皆様にも協力いただきながら蛍が生息しやすい環境となるよう、工場内にある池の周辺を従業員の手で整備を行っています。その結果、毎年成虫になった蛍が、工場内を飛び交っています。この活動を通して、工場従業員の環境意識の高揚にも努めています。

画像:工場内の蛍
工場内の蛍

琵琶湖淡水魚の育成

滋賀野洲工場では、琵琶湖の約5,000分の1の池をつくり、琵琶湖の生体環境を再現し、モロコ、イワナ、タナゴなどの琵琶湖の希少淡水魚の育成を行っています。また、常緑高木からなる樹林を主とした工場緑地の現状を活かし、「水辺を楽しむ多様空間スペース」「周辺住民の方々に自然を感じていただけるエリア」「工場内のエコロジカルネットワークの主要経路」「花壇や在来植物を増やして親しみやすさを感じられるスペース」という4種類にゾーニングすることで、従業員の環境意識の向上につなげています。

画像:モロコ、イワナ、タナゴなどの育成水槽
モロコ、イワナ、タナゴなどの育成水槽
画像:琵琶湖の約1/5000の池
琵琶湖の約1/5000の池

絶滅危惧種の保護

京セラドキュメントソリューションズ(株)三重玉城工場では、環境保護団体「清(すが)し有田佐田沖環境保全会」と里地里山の保全・再生の取組に関する協定書を締結し、ビオトープ再生活動を行っています。田んぼの除草・間伐や植物の植え付け、水路の整備などの活動を行った結果、希少動植物の生息が確認されています。今後、ビオトープの再生と並行して、子どもたちが安全に環境に配慮して学習できるように、湿地帯に材木を組んだ歩道の整備を進めています。

画像:協定締結式
協定締結式
画像:歩道の整備
歩道の整備

環境経営に対する主な評価

CDPによる気候変動調査において、最高評価の「Aリスト」に選定

京セラは、環境分野において世界的に権威のある国際的な非営利団体CDPより、気候変動に対する取り組みや情報開示に優れた企業として、最高評価となる「気候変動Aリスト」に選定されました。現在、京セラグループでは、温室効果ガス排出削減量、再生可能エネルギー導入量の2030年度目標を設定し、積極的な活動を展開しています。また、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に基づき、気候変動に関するリスクと機会の検討、世界の平均気温が2℃、4℃上昇した際のシナリオ分析に基づく当社のエネルギー事業の戦略を策定し、再生可能エネルギーの導入などを進めています。このたび、これら気候変動に関する活動が総合的に評価され、「気候変動Aリスト」に選定されました。

画像:CDP気候変動 Aリスト

CDP「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」に選定

京セラは、サプライチェーン全体での温室効果ガス削減活動が高く評価され、国際NGOであるCDPの「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」に2年連続で選定されました。「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」は、CDPが企業のバリューチェーン全体での気候変動対策について評価し、優れた企業を選定するものです。京セラグループは、中長期的な温室効果ガス排出量削減目標(SBT認定)を定め、バリューチェーン全体で環境負荷低減に取り組んでいます。このたび、これらの活動が総合的に評価され、選定されました。

SBT:Science Based Targets(科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標)

画像:サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード