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イノベーションマネジメント

京セラグループは、グループ横断の研究ネットワークを構築するとともに、オープンイノベーションを活用することで、社会的価値の創造と事業の成長に取り組みます。

目指すべきこと

当社は、「みなとみらい」、「けいはんな」の両リサーチセンターを研究開発の中核拠点として、グループ内の材料、部品、デバイス、機器・システム、ソフトウェアの研究開発部門に加え、生産プロセス技術に関わるグローバルな研究ネットワークを構築しています。これにより社外との連携を積極的に活用するオープンイノベーションを促進させ、事業の成長と社会の進歩発展に貢献します。今後、5G、IoT、ADAS、エネルギーマネジメント、デジタルヘルスなどの先進分野において、事業機会の獲得に向けた新製品、新技術開発を強化するとともに、生産性向上に向けたAI やロボットの活用研究を進めていきます。
当社は、「次にやりたいことは、私たちには決してできないと人から言われたものだ」という創業者稲盛和夫のDNAを引き継ぎ、唯一無二のモノづくりを極め、新たな価値を常に最先端で創造する開拓者であり続けます。

画像:研究開発

オープンイノベーション事例

バス自動運転システム

京セラグループは、東日本旅客鉄道株式会社様(以下「JR東日本」)が主催するモビリティ変革コンソーシアムにおいて、「JR東日本管内のBRT(バス高速輸送システム(Bus Rapid Transit))におけるバス自動運転の技術実証」を実施しています。
京セラは、協調型自動運転・安全運転支援システムとして、路側機周辺の動的情報(歩行者や自動車の位置情報など)を収集/ 配信し、自動運転や安全運転を支援するシステム開発に取り組んでいます。複数の企業が参画するコンソーシアムに技術を持ち寄ることで、新たな価値の創造を図ります。

画像:BRT自動運転バス(画像提供:株式会社ジェイテクト様)
BRT自動運転バス(画像提供:株式会社ジェイテクト様)

地域エネルギーマネジメント

京セラグループは、ひおき地域エネルギー株式会社様、株式会社日立パワーソリューションズ様との3社で、鹿児島県日置市のマイクログリッドにおけるエネルギーマネジメントに関する共同研究を行っています。3社は本共同研究を通じて鹿児島県日置市の協力のもと、再生可能エネルギーの地産地消による地域の脱炭素化や、地域電力事業者を通じた地域経済循環の拡大、また災害時の電力供給に貢献するための電力需給技術の構築をめざしています。
本共同研究において、京セラは産業用蓄電池の設置と地域電力向けのEMS開発を担当し、既設マイクログリッドの設計・施工を担当した日立パワーソリューションズは、蓄電池システムの設計を担当し、ひおき地域エネルギーがシステムの運用を行います。実証実験は2021年2月開始の予定です。
電力小売・特定送配電事業者であるひおき地域エネルギー様とマイクログリッドの設計・施工技術を持つ日立パワーソリューションズ様との共創により、京セラグループの電力需給管理技術の早期実装につながりました。
3社は、本共同研究を通じて、再生可能エネルギーの地産地消による地域内での電力の安定供給化と地域経済循環の拡大を実現し、日置市などの市町村の活気ある街づくりに貢献いたします。

画像:共同研究による実証実験の概念図
共同研究による実証実験の概念図

変形性膝関節症の細胞製剤

京セラは、豪州のRegeneus Ltd 社と日本国内における変形性膝関節症の細胞製剤に関する技術提携、ライセンス契約を締結しました。本契約に基づき、Regeneus Ltd 社が保有する技術について、当社が日本において独占的に開発、製造および販売を行う権利を取得しました。細胞治療技術の導入と開発を進め、変形性膝関節症の患者様が抱えるさまざまな医療に関する課題、いわゆるアンメットメディカルニーズに応えていきます。Regeneus社の技術(以下、本細胞治療技術)は、他家間葉系幹細胞を同社が独自に開発した製造方法を用いて製剤化するもので、約10年の研究開発を経て、オーストラリアにおいて、変形性膝関節症の患者様を対象とした初期臨床試験を終了、一定の評価を受けており、少しでも早く社会ニーズに対応することができるものと考えております。(2020/8/18リリースより※1
当社は、変形性膝関節症の患者様に、手術療法の人工膝関節手術に加え、非手術療法で新しい技術である細胞製剤に着目しました。これにより患者様の選択肢が広がり、ニーズに合った治療法を選択できるものと考えています。通常、医薬品の研究開発には10年以上かかり、製品化成功確率も2.5万分の1と言われています。※2
このことから、本技術のオープンイノベーションは、開発期間の大幅な短縮と成功確率の向上に寄与し、また技術移転の過程において当社内に細胞製剤ノウハウの蓄積を始めております。

画像:豪州Regeneus社との細胞製剤に関わる技術提携

食物アレルギーのある方に向けた食品事業

京セラは、2018年12月に「新規事業アイデア スタートアッププログラム」をスタートしました。社内から新規事業アイデアを募る取り組みで、新たな京セラづくりに取り組んでいます。「新規事業アイデア スタートアッププログラム」で事業化を進めている事例として、食物アレルギーのある方に向けた食品事業があります。外食ができない、旅行がしづらい、学校給食が対応していない、などの様々な課題を、本人やそのご家族だけが抱えることのない社会を目指し、美味しくて楽しい食事体験の創出に向けて活動しています。

図:プリ/IoTデバイスの開発・事業化で社会課題を解決