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INTERVIEW #15

写真 : 社員紹介ビジュアル
写真 : 社員紹介ビジュアル

製品・設備知識と
コミュニケーション力を駆使して
現場の課題解決へ

製造技術

2017年入社
情報電気電子専攻 修了

電気のもたらすさまざまな現象に魅了され、高専から大学院まで9年間電気電子を専攻。大学院進学時から「IoT」に注目し、電子部品メーカーに絞って就職活動を行った。数ある電子部品メーカーの中でも特に惹かれたのが、電子部品のもとになるウェハから実装用の基板まで一貫して製造していた京セラ。「この会社なら電子部品だけでなく、あらゆる知識を得ることができおもしろそう」と感じ、入社を決意した。

#製造技術 #現場の課題解決 #現場×コミュニケーション

私の仕事紹介

入社後、高周波デバイス事業部へ配属になり、電子部品の一つである周波数フィルタの製造技術を担当、現在に至っています。「製造技術」をひと言で表すと「モノづくりのサポーター」で、開発製品を工場で量産する過程で発生するさまざまな課題に対して、解決に立ち向かう役割を果たします。それらの課題は未知なものがほとんどで、教科書やインターネットでいくら調べても答えが出るわけではなく、解決には製品および生産設備への深い知識と洞察力が求められます。それゆえに課題を解決できたときの爽快感は格別で、大きな達成感を得られます。

写真 : 社員紹介写真01

仕事のやりがい

製造技術は未知の課題に対して現場で戦う唯一の存在であり、製造面の困りごとに迅速に対応しなければなりません。これを達成するには製品や設備の知識はもちろん、現場で働く製造担当者やパート従業員とのコミュニケーションも非常に大切です。そこで自分が持つ知識とコミュニケーション力を思い切り発揮し、モノづくりの最前線を支えることに何よりのやりがいを感じています。そして最後に現場の人たちからもらうたくさんの「ありがとう」という言葉が、次の課題に立ち向かっていく最大のモチベーションになっています。

京セラ社員に3つの質問!

Q.

あなたの「できるわけない。は超えられる」エピソードは?

ある製品において、膜の厚みを薄くすると大きなコストダウンを達成できる反面、製品への悪影響の懸念があり、誰もが実現できないと思っていた事案がありました。私が担当することになり、製造や技術、品質保証など他部署の方々の協力を得て、実に2,000個以上のサンプル評価を行った結果、膜を薄くすることができ、念願のコストダウンを達成しました。自分の可能性を信じて、周囲と協力すればできるわけない、は超えられるんだと、まさに感じた瞬間でした。

Q.

ワークライフバランスはとれていますか?

八日市工場の終業は16:45と早いので、休日の前日夕方から車で近隣の県へ旅行に行くことができます。夜は居酒屋で大好きなお酒を飲み、翌日は観光地めぐりを楽しんで帰ります。
また京セラには5日連続取得休暇や多目的休暇など有給休暇を取りやすくする仕組みがあり、大学生の頃よりよく休んでいるように思っています(笑)。

Q.

仕事で、他の部署の人との交流はありますか?

製造技術は開発および設計担当者とよく打ち合わせや相談をします。製品の不具合によっては、シミュレーションを用いる開発、設計者に確認することで解決が早くなるためです。また、高度な分析装置を専門に扱う分析チームが社内にあり、そこへ分析を依頼することもあります。

写真 : 社員紹介写真02

MESSAGE

京セラには豊富なプロダクトや職種があります。たくさんあり過ぎて迷うかもしれませんが、そのときは自分が将来何をしたいのかを考えてみてください。一番よくないのは、思い込みで自分の可能性を狭めてしまうこと。例えば、自分は機械系だから電子部品の設計はできないというのは大きな間違いです。「電子部品の製造現場でモノづくりしてみたい」「データ処理技術を使って生産効率を上げたい」など、何かをやりたいという熱意があれば、皆さんのやりがいが見つかる場所は必ずあります。迷うのであれば人事へ相談してみてください。そして私たちの仲間になった際には、一緒に仕事ができる日を楽しみにしています!