THE NEW VALUE FRONTIER

INTERVIEW #24

写真 : 社員紹介ビジュアル
写真 : 社員紹介ビジュアル

人工股関節の開発プロジェクト
に挑み患者さんの生活の質向上に
貢献するやりがい

開発設計

2018年入社
工学院 機械系 修了

学部時代は高校生の時から続けている卓球部の活動に専念。研究室ではエネルギー関連の研究を行い、燃料電池内部の生成水のX線観察や熱輸送機器内部の流体シミュレーションに取り組む。学内のイベントで採用担当者と技術系社員と直接話したことがきっかけで、京セラに興味を持つ。社内の雰囲気や得意分野、さらには事業課題に至るまで真摯に話してもらったことから誠実さを感じ、入社を志望した。

#設計開発 #人工股関節 #新規開発プロジェクト

私の仕事紹介

メディカル事業部に配属されて以降、人工股関節製品の開発に携わっています。主な仕事は、製品の設計、評価計画の策定や試験の手配、評価報告書の作成などです。人工股関節製品のような医療機器を製造・販売するには、正しい評価によって製品の有効性や安全性を担保し、結果を審査機関へ申請して承認を得る必要があります。承認を得るためのロジックの立て方はもちろん、試験に使用した装置や試験結果の妥当性のチェックも厳しい目で実施しています。また製品の上市までに必要なタスクの洗い出しとスケジュールの立案も私の役割。スケジュールに関しては遅延が起きていないかどうか適宜チェックするよう努めています。

写真 : 社員紹介写真01

仕事のやりがい

人工股関節は世の中であまり知られていない医療機器ですが、股関節の疾病を持つ患者さんの体内に埋め込むことで歩行回復を可能にする製品です。そのように患者さんの生活の質を大きく向上できる製品に携わっていることが大きなやりがいにつながっています。また、新規開発プロジェクトに挑戦しながら、日々自らの成長を感じられる点も仕事への意欲が増す要因。現在担当しているプロジェクトが始まった頃、業務で悩んだ時に上司から周囲に相談する大切さをアドバイスしてもらい、仕事を抱え込む自分のクセを直せたことが強く印象に残っています。

京セラ社員に3つの質問!

Q.

あなたの「できるわけない。は超えられる」エピソードは?

プロジェクトを進める上で、米国の関連会社との間で文化や言語の違い、会社の違いによる認識のズレから起こるトラブルが数多くありました。しかし、どんな状況が起ころうと日米のプロジェクトチームに参画した皆が相手を非難したりせず、冷静に問題に向き合い、少しずつ認識のズレをほどいて解決していく姿勢を持っていました。この経験から、チーム力は一人ひとりのベクトルの一致から生まれることを痛感しました。

Q.

ワークライフバランスはとれていますか?

業務中は仕事に集中し、終業後は夕食を作ったり、友人とオンラインでゲームを楽しんだり充実した毎日を過ごしています。有給休暇も取得しやすく、休みの日は自宅でくつろぐほか、友人と京都や大阪に遊びに行くなどして楽しんでいます。

Q.

仕事で、他の部署の人との交流はありますか?

開発プロジェクトはさまざまな部署のメンバーが集まって進めているので、他部署との交流はとても多いですね。製造現場に近い部署や営業に近い部署と連携し、製品に関わるすべての流れに携われるのは設計開発の大きなメリットだと思います。

写真 : 社員紹介写真02

MESSAGE

入社から4年が経過し、さまざまな部署で働く人と出会う中で気づいたのは、京セラは、社員一人ひとりの個性が尊重され、各人が生き生きと働いているということです。そのため、自分らしく就職活動を行っていけば、最終的には自分に合った仕事や職場に行き着けると思います。進路が決まるまでに不安は絶えないと思いますが、健康第一で頑張ってください。