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INTERVIEW #26

写真 : 社員紹介ビジュアル
写真 : 社員紹介ビジュアル

自分の考えを形にする金型設計
京セラ機械工具の品質と採算に貢献

生産技術

2009年入社
機械工学科 卒

学生時代は鍛造加工について研究を進める傍ら、高校から続けている陸上競技にも懸命に取り組み、目標だった日本選手権に出場。京セラを知ったきっかけは、大学の特別講義で京セラフィロソフィを学んだこと。従業員の物心両面の幸福を社是に掲げていたことなど、共感できるポイントが多く「自分が働くならここしかない」と思い、入社を決めた。

#治具・金型設計 #産休・育休取得 #製造品質改善

私の仕事紹介

私が所属する機械工具事業部の生産技術部では、新製品の立ち上げをはじめ、製造工程の生産性向上や効率化、品質改善などを進めています。設備の改造や新規設備の導入、製造現場での問題予測・原因調査・検討・対策などを行いながら、お客様へよりよい製品を素早く届けることに努めています。現在私が担当しているのは、新製品の材料工程の立ち上げに、製造で使用する金型や治具の設計、特注案件の材料形状の設計・立ち上げなど。シミュレーション技術や3Dプリンタを使って既存技術の改良、新方法の模索などを行い、製品製造の採算性と品質改善を図っています。また、これまでに二度、各1年2か月の産休・育休を取得したことがあり、今は時短勤務を活用しながらやりがいを持って働いています。

写真 : 社員紹介写真01

仕事のやりがい

自分の考えが反映された金型で製品が量産化される点に一番のやりがいを感じています。なかでも特注品は、私自身が構造や加工面などを考慮して金型を設計することが多く、それをもとにした最終製品が仕上がるとひと安心。自分の考えや意見が製品の形状に大きく貢献した際は、ひと際大きい喜びがあります。また、仕事をする上で原動力になっているのが子どもの存在。幼い姿を目にしていると、自分の仕事で少しでも世の中に貢献したい思いが強くなります。周りの仲間も社会のために真剣に業務に当たっているので、その雰囲気に刺激を受けて仕事に打ち込めるのも高いモチベーションを維持し続けることができる理由の一つです。

京セラ社員に3つの質問!

Q.

あなたの「できるわけない。は超えられる」エピソードは?

自分の設計で一部形状変更した製品が自動運搬されず、量産化に向けて大きな問題になったことがあります。過去に類似したトラブルがなく、原因がわからなかったのですが、特注品でお客様先での評価も差し迫っていたため、私は原因究明とトラブル解決に奔走。あらゆる人の意見・知恵・技術を借りて短期間で乗り切ることができ、チームで仕事をする大切さを痛感しました。

Q.

ワークライフバランスはとれていますか?

現在時短勤務を利用しているため、残業はしていません。そんな私にも仕事を任せてくれるので、やりがいを持って仕事ができる職場だと思っています。メンバー同士の仲もよく、ピザ窯を囲んでピザパーティーをするなど公私ともにお世話になっています。

Q.

仕事で、他の部署の人との交流はありますか?

生産技術という仕事柄、製造・開発部門とはよくコミュニケーションを取っています。また、金型を設計しているので設備関係の会社など他社の技術や営業担当者との交流もあります。自分がきちんと物事を理解していないと話にならないので、皆さんの足を引っ張らないように日々努力しています。

写真 : 社員紹介写真02

MESSAGE

京セラは、全力で仕事に向き合い、たとえ失敗しても挑戦する人を応援してくれる会社です。社員は皆、家族・友人のために、お客様のために、社会のため、人のために、よりよい製品を届けようと一生懸命に仕事をしています。どうか安心して京セラを受けにきてほしいと思っています!