INTERVIEW #33


「開発」は難しいのが当たり前
乗り越えた先に成長が待っている
開発
2017年入社
材料工学専攻 修了
学生時代はセラミックスを用いたセンシングデバイスの研究に取り組む。粉末が望んだ形に変化していくセラミックスの成形に面白さを感じ、ものづくりができる業界を志望。就職活動の中で京セラに出会い、話を聞く中で、自分の仕事に誇りをもって取り組む雰囲気や、若手でもさまざまな業務にチャレンジできる環境に期待を持ち、「この会社なら自分は成長できる」。そう考え、入社を決めた。
私の仕事紹介
ファインセラミック事業本部に配属され、1年目はプロセス開発を担当。2年目にデバイス用新規単結晶材料の加工技術開発に向けた機械加工の条件確立、3年目はレーザー加工やシミュレーション解析技術の開発などに携わり、現在に至っています。仕事内容は、最新の技術情報獲得に向けた学会への参加、社外との商談、大学との共同開発など、やるべきことが多岐にわたります。実験では、ラボレベルの小型設備から生産用の大型設備まで多様な装置を使用。難しい仕事ですが、依頼主に開発成果を伝え、喜んでもらえることが日々のモチベーションになっています。
仕事のやりがい
開発業務は常に新しい物事への挑戦であり、実験しても狙い通りの結果が得られず、行き詰まる場面が多々あります。開発期間や開発費を考慮しながら進めることはとても難しく、また新しい知識を得るためのさまざまな試行錯誤もつきものです。しかし、それらを乗り越えられる大きな要因が、チャレンジを後押ししてくれる会社風土や、気軽に上司に相談できる環境です。苦労して得た開発成果が社内外で認められ、製品を通して社会に貢献できると嬉しいですし、自己のスキルが増えて成長できることに大いにやりがいを感じています。今後もより多くの技術に携わることで豊富なスキルと経験を身に付け、新規製品をタイムリーに提供できる技術者になりたいです。
京セラ社員に3つの質問!
Q.
あなたの「できるわけない。は超えられる」エピソードは?
高精度加工プロセスの開発を進める中、思うような成果が出ずもう無理かもしれないとあきらめかけたことがあります。そんな私に「開発は難しくて当たり前。難しいからこそチャレンジする意味がある」と先輩が声を掛けてくれました。その言葉に励まされ、原理の再確認や、初めて図面を描き設備改造するなど開発の幅を広げて無事に完了することができました。新しい物事に積極的にチャレンジする勇気をもらった大切な経験で、最後まで協力してくれた先輩方には感謝しかありません。
Q.
仕事で、他の部署の人との交流はありますか?
京セラには多岐にわたる事業部門があるため、技術者の得意分野もさまざま。困りごとが生じたときは部署の垣根を超えて相談することができますし、積極的に助け合う雰囲気もあります。そうした環境下でお互いに議論し合い、よい成果を得て事業の発展に貢献できると嬉しいですよ。
Q.
京セラに入社する前と入社後のギャップを教えてください。

MESSAGE
就職活動を進めていくといろいろな不安や迷いが生じると思います。昨今はWEBセミナーなど就職活動の新しい形態が登場しているので、戸惑いも感じているかもしれませんが、可能な限りたくさんの企業研究と自己分析をして、自分に合う企業を見つけてほしいと思います。そうした中で、京セラを選んでもらえたらとても嬉しいですね。皆さんの魅力を十分に発揮できるよう、明るく前向きに臨んでください。皆さんが就職活動を通して成長し、納得できる進路を決定できることを心から応援しています!