THE NEW VALUE FRONTIER

INTERVIEW #34

写真 : 社員紹介ビジュアル
写真 : 社員紹介ビジュアル

製品の頭脳たる
電子回路の設計を通じ
電動工具の新境地を切り拓く

開発設計

2019年入社
医工学専攻(電気系) 修了

大学では医学と工学の融合領域である医工学を専攻。脳の神経細胞が作るネットワークの機能解明に関する研究を行い、朝から晩まで研究の日々。就職活動中、ファインセラミックスという確かな技術力を持ちながらも、さまざまな分野に挑戦し続けている京セラを知り、魅力を感じた。多くの挑戦から培ったノウハウを活かすことで他社ではできない新しいモノづくりができると期待し、入社を決めた。

#電子回路設計 #電動工具 #ユーザー目線

私の仕事紹介

入社後、京セラインダストリアルツールズに出向。技術開発部として、電動工具に搭載される電子回路設計を担当し、製品の仕様に合わせた電子部品の選定からハードウェア設計、ソフトウェア設計まで、電子回路設計におけるあらゆる業務を行っています。単に仕様通りに動く製品を作れば良いわけではなく、開発コストや回路の単価、信頼性、安全性などさまざまな条件を意識しながら開発を進めることが重要となります。電動工具はプロから日曜大工までたくさんの人の手に渡るので、試作品ができるたびに現場に出向き、実際に自分の手で使ってみながら「使用感は問題ないか」「あらゆる危険への対策はできているか」などを確かめ、ユーザー目線を大切にして取り組んでいます。

写真 : 社員紹介写真01

仕事のやりがい

電子回路は製品の頭脳に当たるため、小さな設計ミスが大きな事故を引き起こす可能性があります。一方、アイデア一つで製品に付加価値を付けることも可能です。電子回路の設計は製品価値を左右する責任重大な役割である分、そこにやりがいを感じています。また、今携わっている商品は一般消費者向けであるため、作った商品をホームセンターや家電量販店、作業現場などで目にする機会が多く、社会貢献をダイレクトに感じられます。そのような商品が口コミやネットでよい評判を受けていると、一気にモチベーションがアップします。

京セラ社員に3つの質問!

Q.

あなたの「できるわけない。は超えられる」エピソードは?

昨今の世界的半導体不足により、量産直前で商品に搭載されるいくつかの電子部品の変更を余儀なくされました。回路の再設計や再評価を限られた時間の中で行わなければならず、一人では到底無理なことでした。しかし、部署の先輩や後輩の協力もあり、何とか納期に間に合わせることができました。チーム一丸となって乗り越えた貴重な経験です。

Q.

ワークライフバランスはとれていますか?

オンオフの切り替えは常に心がけていて、仕事中は仕事だけに集中し、プライベートでは仕事のことを持ち込まないようにしています。山や海が近くにあるので、休みの日は友人や会社の仲間と魚釣りやバイクツーリング、キャンプなどをしてリフレッシュしています。

Q.

京セラに入社する前と入社後のギャップを教えてください。

正直なところ、入社前は少しお堅い企業イメージがありました(笑)。実際に入ってみると気さくな人が多く、社内の風通しもよいです。残業もそれほど多いわけではなく、納期さえ守れば自分のペースで仕事ができるのでとても働きやすいと感じています。

写真 : 社員紹介写真02

MESSAGE

会社選びの際は、自分がそこで働いている姿をイメージしてみてください。イメージした自分が生き生きしているか、輝けているかが大切です。やりたいこと、得意なことは人それぞれあると思いますが、京セラは数多くの事業を展開しているので自分に合う仕事がきっと見つかると思います。就職活動は今後の人生を左右する大きな選択。真剣に考えて悔いのないよう頑張ってください。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています!