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MYPAGE
INTERVIEW #42
高分子材料の最新研究テーマに挑み
メディカル分野の明日を拓く
研究開発
2018年入社
バイオエンジニアリング専攻 修了
学部では材料科学、大学院では医療用材料を中心に学び、留学生が多かった研究室では日常的に英語に触れながら研究を行った。京セラの選考中、メディカル開発センターが新設されることを知ってさらに興味が湧き、同センターの所長が話した「新しいことに挑戦したい」という言葉に背中を押される。「このリーダーについていきたい!」という気持ちが芽生え、入社を決意した。
私の仕事紹介
入社後、研究開発本部のメディカル開発センターに配属され、既存メディカル製品のコストダウンの研究開発に携わりました。2年目から再生医療用高分子材料の研究開発を兼務することになり、現在はテーマリーダーを務めています。担当テーマは米国大学との共同研究なので、製品化を目指して先方と実験や結果について議論し合い、また高分子材料の作製・評価を繰り返すなど、試行錯誤の日々を送っています。テーマリーダーとしての私の責務は、自分の業務を行いながらチームメンバーを導き、米国の共同研究員と密にやり取りを重ねて、テーマを確実に前に進める運営をしていくこと。難しさとともに自分の成長も感じられ、やりがいのある仕事です。
仕事のやりがい
実験では想定通りの結果が出ないことや、考えていた実験方法で測定できないことなど、多くの課題にぶつかります。そうした課題に対して自分で調べて考え抜いたり、同僚の意見をもらったりして悪戦苦闘した結果、実験がうまくいくと特別なやりがいを感じます。また、会議で自分の担当テーマについて発表する際、質疑応答にスムーズに回答できたときや、先輩社員から「よい発表だったよ」と声をかけられたときなどは、自分がひと回り成長できたように感じてとても嬉しくなります。
京セラ社員に3つの質問!
Q.
あなたの「できるわけない。は超えられる」エピソードは?
限られた期間内で、テーマの立ち上げと米国大学との共同研究契約締結を完了させる必要がありました。わからないことだらけでしたが、上司や関係者に逐一質問し、一つひとつ対応して何とか完了させることができました。期限から逆算して計画を立てること、わからないことを確実に解決していくことの大切さを学びました。
Q.
仕事で、他の部署の人との交流はありますか?
メディカル開発センター内にはさまざまな専門家がいるので、部署を超えて質問や相談をします。別の事業部から委託されて研究開発を行うこともあり、その際は担当者と連携を取り合います。また分析部門の方に相談・委託をし、別の部門と装置を貸し借りすることもあります。
Q.
京セラに入社する前と入社後のギャップを教えてください。
入社してしばらくは仕事を教えてもらうばかりと思っていましたが、実際はすぐに仕事を任せてもらい、自分で考えて提案することが多かったですね。若手の意見を求められる場面も多く、どんどん成長できる(しないといけない)環境だと思います。