INTERVIEW #07


多様な部品の研究開発を進める
京セラには必ず自分を活かせる
フィールドがある
研究開発
2011年入社
機械工学科 卒
学生時代はバンド活動に熱中。今でも交流のあるメンバーたちと月に一度ライブを開催するなどして過ごす。就職活動の軸は「ものづくりができること」と「環境問題対策に取り組める製品があること」。軸に当てはまる企業はいくつかあったものの、その中でも京セラに入社を決めた最大の理由は、京セラの経営哲学“京セラフィロソフィ”にある、「私心を抑える大切さ」に大いに共感したからだ。自身の考えと京セラの思いが重なり、入社を決意した。
私の仕事紹介
エネルギーシステム研究開発部にてクレイ型電池の開発を担当しています。入社してから電子部品事業本部やファインセラミック事業本部、先進マテリアルデバイス研究所などでさまざまな研究開発を経験しました。現在は次世代のクレイ型電池セル開発を進めており、私が注力しているのは正極の開発。社内に蓄積されたデータと自らの理論をベースに試験条件を立案し、電池を試作して性能評価をする仕事に当たっています。試験を行って性能の向上が見られれば達成感を感じる一方、結果が芳しくないと落胆しますが、その原因を推測し次につなげていくことは非常におもしろいです。このような経験を通じて、新しい知識をたくさん吸収できるところも魅力です。

仕事のやりがい
やりがいはいろいろありますが、一番は自分の関わった製品が世に出ることです。休日にショッピングモールでとある製品を見たときに、「あ、この中に自分たちで作った部品が入っているな」と、市場で目にできない製品だとしても、心の中でニヤリとすることがあります。また、同じ部署のメンバーや他部署の人たちから感謝されることが短期スパンでのやりがいです。自分が役に立っていると実感でき、もっと頑張ろうとやる気に繋がります。最近では、実験から新しい知見が得られることにも喜びを感じますね。地道な試験を繰り返して一歩ずつ開発が前に進み、最終的に大きな壁を乗り越えられると非常に達成感があります。
京セラ社員に3つの質問!
Q.
あなたの「できるわけない。は超えられる」エピソードは?
ある新製品専用の測定器を導入した時に、不具合が同時多発して原因も掴めず、逃げ出したくなったことがありました。しかしあきらめずに不具合現象を何度も観察し続けているうち、小さな気付きから原因がわかって解決に結びつけることができました。一度それを経験したことで、簡単にはあきらめず、粘り強く取り組むようになりました。
Q.
あなたの部署はどんな雰囲気ですか?
一人ひとりが持つ知識や技術・経験を活かして、全員が活躍している部署です。開発目標に向かって個々人で取り組みながらも、お互いに助け合って仕事に取り組んでいます。私も仕事を進める中で一人では解決困難な課題にぶつかる場面がありますが、優秀なメンバーにいつも助けられています。
Q.
京セラに入社する前と入社後のギャップを教えてください。
入社前には厳しい先輩や上司がたくさんいるかもしれない…と思って緊張していましたが、私がこれまで出会ってきた方々はやさしい人ばかりでした。上司と部下の間にも壁のようなものはなく、何でも話せる間柄です。
